宅配アプリ「Uber」の株主であるSoftBankはマイニング企業Bitmain社への投資を否定

先日、宅配アプリ「Uber」の株主SoftBankが、世界最大のマイニング会社である「Bitmain」に投資しているという報道があったが、SoftBankは報道について否定した。

Bitmain社は新規公開株(IPO)を行っており、評価額は180億ドル(1兆8,000億円)になる。

先日の報道によれば、Bitmain社のIPOには売上高が世界最大のゲーム会社でアプリの収益も世界一である中国のインターネットサービス会社「Tencent」や日本の通信サービスを提供している「SoftBank」が参加していると報じられた。

SoftBankグループコーポレートコミュニケーションオフィスYuasa Kenichi氏は次のように述べた。

「ソフトバンク・グループとソフトバンク・ビジョン・ファンドはどちらも投資などは行っていない。」

現在Tencentからのコメントは得られておらず、Bitmain社は2012年にFacebookが行ったIPOの170億ドル(1兆7,000億円)を超えている。Bitmain社の利益は、2018年第1四半期だけで11億ドルであり、2018年度全体で考えると20億ドル(2,000億円)と予測されている。

Bitmain社は、ビットコインのハッシュレート(マイニングの割合)の約33%を保有しており、大量に資金を持った企業などが独占できる企業である。

先日、当社はインターネット接続で仮想通貨をマイニングできるWi-fiルーター「Antrouter R3-DASH」と「Antrouter R3-SIA」を発表しており、今後の動向に注目が集まっている。

仮想通貨マイニング企業Bitmain社、仮想通貨をマイニングができるWi-Fiを発表

2018.08.10