6日、世界最大の仮想通貨マイニング企業「Bitmain」社は、インターネット接続で仮想通貨をマイニングできるWi-fiルーター「Antrouter R3-DASH」と「Antrouter R3-SIA」を発表した。
購入はビットコイン、ビットキャッシュ、ライトコインででき、価格は58ドル(約6,400円)である。
2日には、新規株式公開(IPO)を申請している世界第2位のビットコインマイニングハードウェア製造会社である「カナン・クリエイティブ」がマイニングができるテレビ「AvalonMiner Inside(アヴァロンマイナーインサイド)」を発表したところだ。
このWi-fiルーターを使用してインターネットに接続している間、仮想通貨「DASHダッシュ」や「SCシアコイン」のマイニングが行える。DASHの最大の特徴は「匿名性が高い」「送金スピードが速い」仮想通貨であり、SCの特徴は、ストレージ(データの保存場所)の空き容量をブロックチェーン技術を使って貸し借りできる仕組みを構築する仮想通貨である。
マイニングを行う際に気を付けたいのが「電気代」である。電気代が最も安い国は「ベネズエラ」で最も高い国「韓国」という結果が、オンライン国際ビジネスニュースサイトの「IBTimes」により分かっている。
マイニング事業は、暗号通貨市場の発展に欠かせないものです。このように分散してマイニングを間接的に行えるツールがもっと世の中に増え、それを自然に使う人が増えてくれば広がりも早いと思います。当たり前になってからでは、投資としてはかなり遅いので、余力がある人は今のうちからこういう新しいものにチャレンジしてもいいのかもしれませんね。
日常的によく使う電化製品が自然エネルギー発電で、全てマイニングが付随する世の中になると世界は大きく変わりそうです。