BitMEX、2年以上ぶりに新規仮想通貨の先物をリストする計画を発表

BitMEX が新規取引ペアを発表

BitMEXは4日(金曜)の早朝、4つの新しいアルトコインとUSDTペアの先物契約を開始することを発表した。2つの仮想通貨の先物市場を導入する計画であり、2年以上ぶりに取引所に登場する新しいコインを発表することとなった。

仮想通貨デリバティブ取引所のBitMEXは、チェーンリンク(chainlink/LINK)とテゾス(tezos/XTZ)の新しい先物市場を発表した。LINKは、BitMEXプラットフォームで利用可能な最初のDeFi関連の契約となり、XTZと共に、トップクラスの時価総額と取引量を持つアルトコインの代表銘柄だ。今回の取扱開始は流動性の高い商品をユーザーに提供するという同取引所の目標のさらなる一歩となり、今後数カ月の間に、さらにいくつかのアルトコイン製品のリストを紹介する予定とのこと。

テゾスは以前、BitMEXにて取引されており、2017年のプロジェクトの最初のコインオファリング(ICO)の前に、XTZ/BTC先物はBitMEXにリストされ、1XTZ=0.0002 BTCの販売価格で決済されていた。BitMEXが最後に新しいトークンを公開したのは2018年6月で、トロン(TRON/TRX)/BTC先物市場が発表されている。その発表の少し前、同取引所はイーサリアムクラシック(Ethereum classic/ETC)、ジーキャッシュ(zcash/ZEC)、モネロ(monero/XMR)を含む6つのアルトコインの上場を廃止している。

新しいアルトコインの上場は、ビットコイン(Bitcoin/BTC)ではなくテザー(Tether/USDT)と取引される予定だ。金曜日の発表で、多くのトレーダーがスポット市場で取っている基本的なポジションを反映し、BitMEXはUSDTペアが全体のアルトコイン取引ボリュームの60%以上を占めるためであると、上場についてコメントしている。

BitMEXは、テザーペアをリストアップすることで、ユーザーのニーズをよりよく満たす取引オプションをユーザーに提供していくと語っており、すべての契約の詳細は、2020年9月4日04:00(日本時間同日13時)に予定されている「BitMEX Indices and Quarterly Future Listings」の次回更新で発表される。

なお、BitMEXは2020年4月30日23:00:00(日本時間)をもって、既存ユーザーに関しては2020年5月1日00:00:00(日本時間)をもって、当社は日本の居住者のアクセスを制限し、現在は同取引所において日本に居住するユーザーは取引できないと発表されている。

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