ナスダック、21Sharesのドージコイン(Dogecoin/DOGE)ETF上場申請を提出

ナスダックが21SharesのドージコインETF上場申請を提出

21Shares(21シェアーズ)は、ナスダック(Nasdaq)上場のドージコイン(Dogecoin/DOGE)ETF(上場投資信託)の上場申請を提出した。

日本語訳:
現在、SECに上場またはオプション上場の承認を待っている仮想通貨関連ETFは72本あります。XRP、ライトコイン、ソラナからペンギンズ、ドージコイン、メラニア夫人の2倍まで、あらゆる銘柄が対象です。今年は波乱万丈の一年になりそうです。

ナスダックは、21SharesのドージコインETFの上場をSEC(米国証券取引委員会)に申請。このETFはパッシブ投資商品となり、ナスダックへの新規上場には最低4万株が必要となる。なお、現在SECは、70件以上の仮想通貨ETF申請を審査しているとみられる。

ナスダックは、最も人気のミームコインであるDOGEの価格に連動することを目的とした新たな投資商品「21SharesドージコインETF」の上場と取引の19b-4申請をSECに提出した。この申請は、21Sharesが今月初めにSECにドージコインETFのS-1登録を提出したことに続くもので、グレイスケール(Grayscale)とビットワイズ(Bitwise)に続き、各社もドージコイン連動型ファンドの規制当局による承認取得を目指しているという。ナスダックは、ソラナ(Solana/SOL)、リップル(Ripple/XRP)、ポルカドット(Polkadot/DOT)など、他の仮想通貨を保有するETFの上場許可も規制当局に申請している。

21Sharesが提案するドージコインETFは、パッシブ投資(※1)ビークルとして運用され、承認された参加者による現金取引のみで1万株単位で発行・償還される。申請によると、この信託はレバレッジやデリバティブ取引はしない。

(※1)パッシブ投資とは…
自分からは積極的に働きかけない受け身型投資の事で、日経平均株価やTOPIX等の代表的なインデックスといった市場の平均的な値動きと連動することを目標とした運用方法の事

ETFの取引は、ナスダックの監視手続きおよび取引規則の対象となる。なお、ナスダックは、新規上場にあたり、発行済み株式数が最低4万株であることを求めている。

ナスダックは証券と同等の規制基準を求めている

ナスダックは今提案を支持するにあたり、ISG(Intermarket Surveillance Group:市場間監視グループ)への加盟により強固な監視共有契約が締結され、ドージコイン市場における潜在的な操作を検知・阻止できると主張している。

また、ナスダックなどの取引所は、より多くの仮想通貨ETFの上場を目指す一方で、仮想通貨など、デジタル資産に対する米国の規制監督強化も求めており、ナスダックはSECに対し、デジタル資産が「いかなる名称であれ株式」を構成する場合、証券と同じ規制基準を適用するよう求めている。

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