ギャラクシー・デジタル(Galaxy Digital)、米国上場のためのSEC承認を取得、来月にはとナスダック上場

ギャラクシー・デジタルによる再編と国内化

ギャラクシー・デジタル(Galaxy Digital)は、組織再編および米国内への進出に伴う本社移転と、SEC(米国証券取引委員会)の承認取得を発表した。

金融サービスおよび投資運用会社であるGalaxy Digital Holdings Ltd.は、米国公開市場への復帰の意向および、SECへの登録届出書について発表。SECの承認を取得し、米国内への進出に向けた措置を講じることで同社は、米国の規制システムの現状と、革新的な金融機関を受け入れる能力に対する信頼を表明。米国市場への再参入は、既に米国取引所で取引され、高い流動性、機関投資家のアクセス、そして投資家の信頼を得ているコインベース(Coinbase)やロビンフッド(Robinhood)といった大手デジタル資産運用会社と肩を並べることになる。なお、同社は他の上場企業との競争において有利な企業環境を提供できる事を理由に、デラウェア州への上場を選択したと述べている。

日本語訳:
GalaxyHQにとって大きな節目です!SECへの登録届出書が発効しました。再編の完了を条件に、5月9日の株主投票後すぐにNasdaqに上場する予定です。さあ、始めましょう!

今回の再編には、新会社「Galaxy Digital Inc.」の設立も含まれ、この新会社の下で同社のクラスA普通株式がナスダック・グローバル・マーケットに上場される予定で、株主および規制当局の承認を得た後、ティッカーシンボル「GLXY」を使用して取引を行う予定だ。

同社は、組織再編に関する株主投票を2025年5月9日午前10時(米国東部標準時)に予定しており、その後まもなく上場する予定で、同社のマイク・ノボグラッツ(Mike Novogratz)CEO(最高経営責任者)は、今回の登録の有効性を、事業拡大に向けた同社の取り組みにおける「重要な節目」と表現。

過去1年間、同社はインフラ、機関投資家向けサービス、人工知能(AI)に多額の投資を実施。これらの投資には、テキサス州のデータセンター事業拡張、デジタル資産取引、資産運用、ベンチャー投資への継続的な開発が含まれている。

株主承認は5月に予定

4月7日時点で、同社の株主は来月予定されている臨時株主総会において、組織再編に関する投票資格を得る。

また、対象となる株主に対し、組織構造とその根拠に関する詳細な情報を提供するため、経営に関する案内状とパンフレットを配布すると主張。株主およびTSX(トロント証券取引所)の承認を待って、2025年5月中旬までに再編を完了する予定だ。また、その時点で、同社社はナスダックに上場する計画だ。

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