Coinbaseが2022年第3四半期に5億4,500万ドルの純損失を報告

Coinbaseが予想を上回る大幅な損失を発表

投資家が仮想通貨市場を離れるにつれて、米国の大手仮想通貨取引所Coinbaseは収益の減少を報告し、第3四半期の損失を計上し、収益がアナリストの予想を下回り、予想を上回る損失を出したことを明らかにした事が分かった。

トレーダーと個人投資家が継続的な弱気トレンドのために仮想通貨市場を放棄しており、収益は前年比で50%以上減少したという。財務的に同社は、5億4,500万ドル(約807億円)の損失を被ったが、最初は前年にほぼ4億ドル(約592億円)の利益を上げている。Coinbaseは今回の損失について、投資家に向けて次のように述べている。

取引収益は、マクロ経済と仮想通貨市場の逆風が強まり、取引量がオフショアに移動したことによって大きな影響を受けました。


ユーザー数も大幅に減少を見せるCoinbase

Coinbaseのユーザー数は、年間を通じて減少しており、前四半期の900万人のユーザーと第1四半期の920万人のユーザーと比較して、同社は第3四半期中に850万人の月間アクティブ ユーザーを報告している。

機関投資家向けにリアルタイムで株式情報を提供しているStreetAccountによると、アナリストは754万人とCoinbaseのユーザー数を予想していた。Coinbaseによると、その月間ユーザー数は、年間を通じて900万人を“わずかに下回る”ことになる。

市場の低迷時に、コインベース(COIN)社株価は8%下落したが、時間外取引にて5%上昇して 58.65ドル(約8,685円)となった。ビットコイン(Bitcoin/BTC)の約56%の下落と比較して、同社株価は、2022年には75%以上下落している。2021年に株式市場にデビューした後、同社は従業員と人員を増やし、仮想通貨への関心の高まりと仮想通貨取引ツールの必要性に対応している。しかし、2022年にトレンドが劇的に変化した後、長引く仮想通貨市場の低迷に、同社ビジネスは人員削減を余儀なくされている。Coinbase は2022年6月、当NEXTMONEYの特集記事「Coinbaseは採用を凍結し、受け入れた求人の取り消しへ」、「Coinbase CEOは差し迫る仮想通貨の冬を目前に従業員の18%をレイオフへ」で報じているように、採用を凍結したうえで、受け入れた求人の凍結を発表後、全従業員の18%にあたる1,000人以上の正社員を削減すると発表している。

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