スポンジボブスクエア（SQUID）が1日で5,000%急増
ドージコイン（Dogecoin/DOGE）の次にシバイヌ（Shiba Inu/SHIB）誕生し、イカゲームコイン（Squid Game Token/SQUID）が誕生したが、爆発的な人気を博した後、詐欺であることが判明し、SQUIDフィーバーが一気に冷めたが、その再来かとささやかれているスポンジボブスクエア（SpongeBob Square/SPONGS）がわずか1日で5,000%急上昇している事がわかった。
CoinMarketCapより画像引用
SPONGSは、過去数日間で数千パーセントも急増している。そのトケノミクス（※1）とチーム構造を見ると、イカゲームコインのようなBSC（BinanceSmartChain）プロジェクトの色合いがわかるだろう。
token（トークン）+economy（エコノミー）から誕生した造語で、ブロックチェーン内部経済と、外界の相互作用を決定する構造を言う
驚異的な上昇を続けるスポンジボブスクエア
過去1日で、SPONGSは131%増加しており、2022年1月13日付のCoinMarketCapの調べによると、0.00000008287（¥0.0000000007234ドル）円、前日同時刻比-28.35%となっているものの、1週間で2916.34%の上昇をしており、時価総額8,255万4円で時価総額ランキングで3427位となっている。過去数日間、驚異的な上昇率を示しており、1月11日（火曜日）時点で1週間の上昇率は5,000％以上に急上昇している。
BSCに基づいて構築されたトークンは、1999年から放映されている米国のテレビアニメシリーズ「スポンジ・ボブ（原題：SpongeBob SquarePants）」に基づいている。スポンジ・ボブは世界的人気の愛されキャラクターの1つであり、番組はアメリカのテレビ史上5番目に長い番組である。言うまでもなく、SPONGSは、ニコロデオンTVシリーズとはまったく関係がなく、スポンジボブスクエア（SpongeBob Square）名の使用についても違法使用されているものとみられる。
BSCのようなブロックチェーンネットワークは、エントリーレベルの開発者にとっても非常に使いやすく、新規トークンの作成がこれまでになく簡単だ。また、BinanceやCoinbaseなどの取引所がゲートキーパーであった過去とは異なり、PancakeSwapやUniswapなどの分散型取引所では、事実上すべてのユーザーがトークンを一覧表示できるため、よりハードルは低くなっているのが実情である。このような事例はすでに何度か起こっており、印象に強く残っているのがイカゲームコインだろう。
イカゲームコインは、人気のあるNetflixTVシリーズ「イカゲーム」にちなんで名付けられたBSCで再構築されたトークンだ。NEXTMONEYの特集記事2021年11月1日付特集記事「イカゲームコインSQUID投資家は11万%上昇後、売却できず立ち往生」や、「イカゲームコイン価格が99.99％急落：開発者は250万ドル持ち逃げ」、「イカゲームコイン（SQUID）の価格が再びポンピング、400%以上」、「イカゲーム詐欺トークンの作成者は、1億2,500万ドル相当のシバイヌを購入でクジラに」で報じているように、SQUIDはすべての誇大宣伝とその価格を数日で急上昇させ、2,800ドルを超える記録を打ち立てている。
ただし、SQUIDが急上昇したスピードよりもさらに速く、崩壊し、価格は1時間以内に2,800ドルからほぼゼロにまで下がっている。加害者を追跡するためにBinanceなどが賢明な努力を続けてきたが、DeFi（分散型ファイナンス）の世界では、ほとんど不可能に近い。
SpongeBobには、「一般の人々が支払いやミームトークンの手段として受け入れることができる」トークンであるという大きな約束があり、ウェブサイトでは、次のように説明されている。
SPONGSは、インフレの影響からすべての人類を解放します。ミームの力と本物の力を組み合わせることで、SPONGSはベンチャーキャピタリストやヘッジファンドの代わりに人々に力と機会を与えます。
