イーサリアムが過去最高を記録:ビットコインに変わって脚光を浴びる

イーサリアムが史上最高値を更新

仮想通貨市場でのビットコインの優位性が低下したことで、イーサリアム(Ethereum/ETH)は4月29日(木曜日)史上最高値を記録した。

CoinMarketCapより画像引用

CoinMarketCapの調べによると、4月30日14時の時点でのイーサリアム価格は、1ETH=301,000(54,000ドル)前後で推移しており、前日同時刻比で2.25%の上昇にとどまっているものの、1週間でほぼ25%の上昇を見せている。

CoinMarketCapより画像引用

また、この上昇にともない、時価総額348,692億円を超えた。ETHは28日(木曜日)の朝に急上昇し、303,209円(2,800ドル)の最高値を記録した。この時のビットコインは、5,092,000円(54,400ドル)台前後で、下落の波に乗っている最中であった。

イーサリアムが記録更新を樹立するなかでビットコインは下落へ

これらの値動きは、NEXTMONEYの特集記事「EIB欧州投資銀行、イーサリアムブロックチェーンでCBDC建てデジタル債券を発行」で報じたように、EIB欧州投資銀行が4月28日(水曜日)、イーサリアムの基盤ネットワークであるイーサリアムブロックチェーンで初めてのデジタル債券を発行したと発表した後に見られている。これは、イーサリアムが主要金融機関の間で勢いを増しているという憶測につながっている。

ほとんどの主要仮想通貨は29日(木曜日)、イーサリアムの上昇の勢いに後押しされる形での、値動きとなった。なかでもビットコインは、今月初めの過去最高の約65,000ドルから約16%の大幅な下落をみせている。ただし、機関投資家やテスラ(Tesla)社のような企業バイヤーからの関心の高まりを背景に、ビットコインは今年の入ってから90%の上昇をしている。

イーサリアムVSビットコイン

イーサリアムはビットコインの後に来るかもしれませんが、2つの間にいくつかの重要な違いがある。

一つには、イーサリアムにはネットワーク上にアプリを構築するソフトウェア開発者が何人かいる。分散型アプリスペースで人気のあるトレンドの1つは、アートやスポーツの記念品などの珍しい仮想アイテムの所有権を表すことを目的としたNFT、つまり非代替トークンで、多くのNFTはイーサリアムに基づいて誕生している。また、ビットコインからさらにプッシュするメジャーアップグレードを行っており、理論的にはトランザクション時間を短縮し、トランザクションの処理に必要な電力量を削減する。オンライン取引プラットフォームeToroの仮想通貨アナリストであるサイモン・ピーターズ(Simon Peters)氏は、次のように述べている。

これ(イーサリアムの価格上昇)の根底にあるのは機関投資家からの需要です。ビットコインへのエクスポージャーがあるかもしれませんが、機関は現在、エクスポージャーを多様化しており、イーサリアムは当然の次の選択であり、時価総額で2番目に大きい仮想通貨はさらに利益を得るのに適しています。

EIB欧州投資銀行、イーサリアムブロックチェーンでCBDC建てデジタル債券を発行

2021.04.29

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