オーストラリアが初のビットコインとイーサリアムETFを上場| NEXTMONEY

オーストラリア初のETF上場へ

オーストラリアは、5月12日（木曜日）に初となる3つのETF（仮想通貨上場投資信託）を上場する予定であることが大手メディアの報道で分かった。

Australia’s first cryptocurrency ETFs are expected to list on Thursday after “downstream issues are resolved" https://t.co/Kk1s9w5NdL

— Bloomberg Australia (@BloombergAU) May 9, 2022

日本語訳：
オーストラリアの最初の暗号通貨ETFは、「下流の問題が解決された」後、木曜日に上場される予定です

史上初のオーストラリアの仮想通貨ETFは、CBOE（Chicago Board Options Exchange=シカゴ・オプション取引所）取引所ネットワークで運用され、Cosmos Asset ManagementとETF Securitiesによって管理さるとのこと。新しく作られた3つのETFはビットコイン（Bitcoin/BTC）とイーサリアム（Ethreum/ETH）に基づいており、「Cosmos Purpose Bitcoin Access ETF」、「ETFs 21Shares Bitcoin ETF」、「ETFs21SharesEthereumETF」と呼ばれる。

カナダとスイスで承認された初の仮想通貨ETF

ETFは、取引所で取引されるファンドで構成されており、トレーダーがETFに投資すると、活発な市場時間中に売買できる資産のバンドルを取得する。

多くの長期投資家にとってETFはポートフォリオの多様化の可能性があるため、株式よりも安全であると考えられている。3つのETFは4月に上場される予定であったが、仮想通貨の不安定な性質のため、主要ブローカーの1人がETFを上場しないことを決定した事もあり、延期する必要が生じていた。しかし、同ブローカーの懐疑論は報われず、1カ月後に新しい別のブローカーと新たにリリースへと踏み切った。

カナダとスイスはどちらも仮想通貨業界の革新に追いつくために取り組んでおり、近々独自仮想通貨ベースのETFをリリースする予定である。カナダの企業3iQ Digital Asset Managementは、オーストラリアETFの遅延を利用し、オーストラリア国民に2つの独自のETFを提供する機会を捉えた。BT3QとET3Qはそれぞれビットコインとイーサリアムの資金を提供し、強力な挑戦者を表している。これらの国とは対照的に、米国ではまだ物理的に裏付けられたビットコインEFTを受け入れるのに苦労している。