ツイッターCEOとジェイ・Z、ビットコイン開発に500BTCを提供

ジャック・ドーシーとジェイ・Z が500BTCを提供

TwitterとSquareのCEOであるジャック・ドーシー(Jack Dorsey)氏は、人気ラッパーの Jay-Zと協力し、ビットコイン開発に焦点を当てる開発途上国の新BTC開発トラストに500BTCを提供したことが分かった。

この新ビットコイン開発トラストは、インドとアフリカに拠点を置く開発者チームに焦点を当てていおり、ドーシー氏は、今回の資金提供は信頼によるものであり、ドーシー氏もジェイ・Z氏もチームに指示を与えないことを強調している。まず、ドーシーは3人の取締役を探し、Googleドライブのフォームへのリンクで、理事会メンバーの申請書を追加しながら、次のように語っている。

これは、私たちからの指示がなく、盲目的な取消不能の信託として設定される。開始するには、3人の理事会メンバーが必要だ。


ジャック・ドーシー氏のアフリカへの関心

2019年後半、複数メディアが報じたように、1カ月のアフリカ訪問の後、アフリカで暮らしたいと語っている。

ドーシー氏は、貧困と経済そしてインフレに苦しむことが多い地域でのBTCの採用について、地元のビットコイン業者やBTC開発者と多くの時間を費やしたと海外メディアは当時報じている。ドーシーは、Twitterプロフィールとして「#bitcoin」を使用するビットコインの長年のサポーターとして知られており、新しいファンドは、ドーシーが米国を拠点とする仮想通貨政策シンクタンクコインセンターに100万ドルの寄付をした後に今回の500BTC提供が報じられた。

ドーシーが共同設立し議長を務めるSquareIncは、昨年10月に約4,709BTCを購入ししている。
また、ビットコイン関連の技術と設計の開発に資金を提供するための継続的なSquare CryptoGrantプログラムを持っている。NEXTMONEYの2月11日の特集記事「TwitterCFO、バランスシートにビットコイン追加を検討中と明かす」で、企業としてTwitter社がバランスシートにビットコインを追加するか検討していることが昨日報じられただけに、今後、同社をけん引する同氏がどこまでアフリカでの仮想通貨関連事業に関与していくのか注目したい。

TwitterCFO、バランスシートにビットコイン追加を検討中と明かす

2021.02.11