ビットコインを保有する機関投資家トップ7

機関投資家トップ7を公表

2017年末から2018年年明けにかけて到来したバブルを彷彿とさせるようにビットコイン(Bitcoin/BTC)価格は上昇するにつれ、多くの機関投資家がビットコインに投資している。

過去数カ月の間に、機関投資家がビットコインを大量に保有しているという報道がされ、それと同時に機関投資家の投資行動に拍車をかけている。実際、いくつかの大手企業が数億ドル相当にのぼるビットコインを購入しているほか、小売りへの関心も急上昇している。このようにビットコインが急成長を続ける今、投資家に代わって資金と予備資産の両方として仮想通貨を保有している企業にはどのような企業があるのか見ていきたい。

グレースケール・インベストメンツ(Grayscale Investments)

グレースケール・インベストメンツ(Grayscale Investments)は間違いなくビットコイン機関投資家として最大の企業であり、そう呼ばれる背景には正当な理由がある。

仮想通貨投資ファンドとして、グレースケールは認定投資家がビットコインやその他のさまざまなデジタル資産を直接保持または管理することなく、いくつかの信託やファンドを通じてエクスポージャーを獲得できるようにしている。あらゆる機関投資プラットフォームの中で群を抜いて最大のビットコインポートフォリオを持っており、現在グレイスケールビットコイントラストで管理されているBTCは74億ドルを超えているうえ、2020年上半期だけで16億ドルも増加させている。

同社は現在、ビットコインの総供給量の2%以上を保有しており、bitcointreasuries.orgによると現在481,711BTCが管理されていることがわかっている。運用資産が90億ドルを超えていることを明らかにした同社は、今後さらに成長が見込まれることも示唆している。

また、親会社のデジタルカレンシーグループ(DigitalCurrencyGroup)の創設者兼CEOであるバリー・シルバート(Barry Silbert) 氏も、仮想通貨への関心が著しく高まっていることを指摘しており、グレースケール社が1日で管理する資産に5億ドルを追加したとツイートしている。

コインシェアーズグループ(CoinSharesGroup)

仮想通貨投資の初期パイオニアの1つと称されるコインシェアーズグループ(CoinSharesGroup)も、実質的なビットコイン資産を管理する公開企業のリストに加わっている。同社は仮想通貨投資業界のパイオニアとして広く認められており、規制されたビットコインヘッジファンドと上場投資信託製品を立ち上げた最初の企業である。

現在、CoinSharesはビットコイントラッカーワン(Bitcoin Tracker One)とビットコイントラッカーユーロ(Bitcoin Tracker Euro) の2取引所で取引されているビットコイン製品を提供しており、どちらもXBTプロバイダーAB(XBT Provider AB)で取引できる。

CoinShares「CoinShares: Investing for a New World」より画像引用
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2020年11月の時点で、CoinSharesの運用資産には、69,730 BTCを含む10億ドルをはるかに超える価値の仮想通貨が含まれており、グレイスケールのほぼ50万BTCの強力な財源ほど印象的ではないものの、CoinSharesへの投資は現在のビットコイン循環供給のほぼ0.4%を占めている。

マイクロストラテジー(MicroStrategy)

著名なビジネス分析プラットフォームとして定評のあるマイクロストラテジー(MicroStrategy)は、主要予備資産としてビットコインを採用している。

8月から9月にかけて、モバイルソフトウエアとクラウドベースのサービスを提供する同社は、合計4億2500万ドル相当のビットコインを購入し、現在、少なくとも38,250 BTCを保有しており、BTCで5億ドル、517億円以上に相当する。

MicroStrategyのマイケル・セイラー(Michael Saylor)CEO(最高経営責任者)は、個人で計17,732 BTCを保有していることを公表している。

ギャラクシーデジタルホールディングス(Galaxy DigitalHoldings)

仮想通貨にスポットを当てたマーチャントバンク(商業ローンおよび投資を扱う銀行)であるギャラクシーデジタルホールディングス(Galaxy DigitalHoldings)は16,651BTCを保有しており、現在の価格で2億5700万ドル強の価値を保有している。

2018年1月にマイケル・ノボクラッツ(Michael Novogratz)氏によって設立された同社は、Block.oneやBlockFiなどの暗号会社と提携している。

3iQ(スリーアイキュー)

カナダの仮想通貨ポートフォリオマネージャー3iQ https://3iq.ca/ (スリーアイキュー)は8,295 BTCを保有しており、1億2800万ドル、約132億円強に相当する資産を保有している。

規制当局との数年間のやり取りの後、2020年4月に3iQのビットコインファンドがTSX(Toronto Stock Exchange=トロント証券取引所)に上場し、カナダ人は規制対象の投資マネージャーを通じてビットコインに投資できるようになり、カナダ国内における仮想通貨投資への橋渡し役の第一人者と言える。

ETCグループ(ETC Group)ビットコインETP

ロンドンを拠点とするETCグループ(ETC Group)は、ETP(Exchange Traded Products=上場取引型金融商品)の一環として、運用資産に5,215 BTC、8000万ドル強、約83億円を保有している。

2020年9月のレポートで、ETC Groupは、「現在のナスダックと2017年のビットコインに類似したビッグテックの株価アクションにより、より多くのハイテク投資家がビットコインを検討している」と述べている。

スクエア(Square Inc.)

オンライン決済アプリでビットコインへのランプオンランプであるスクエア(Square Inc.)は、ビットコインを予備資産として採用するもう1つの人気企業だ。

Twitterのジャック・ドーシー(Jack Dorsey) 共同創設者兼CEO(最高責任経営者)によって設立および管理されている同社は、最近仮想通貨への5,000万ドルの投資を完了したばかりである。これは、同社資産の1%に相当し、スクエア社は現在、計4,709BTC、ビットコイン循環供給の0.025%強にあたる資産を保有している。

海外メディアは、ビットコインがこれまでで最も強力なラリーの1つを経験していると現在の動向を表現しており、上記の企業はこの市場に参入している。“ビットコインの梅雨明け”と言われる現在、投資家は2020年にビットコインが19,783ドルに達するか上回ることを期待しており、ブルームバーグを含め、多くのアナリストはこれが現実的な可能性であると予測している。

記事参照:Decrypto

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はじめまして!仮想通貨やブロックチェーンの国内外の仮想通貨や関連ニュースを通して、ためになる知識をどんどん吸収していきたいと猛勉強中!。 普段は鳥の声さえずる緑豊かな田舎で2児の子供とバタバタしながらの~んびり暮らす、スローライフに憧れるちょっぴりドジな母の一面も。 将来は、田舎に広い庭のある小さなお家に住むぞ~!