ジョン・マカフィー、「仮想通貨に投資はしない」

マカフィ氏は仮想通貨に投資はしない!?

有名なアメリカのソフトウエア開発者であり、ウイルス対策用ソフトのMcAfeeで知られるMcAfee Associatesの創業者でもあるJohn McAfee(ジョン・マカフィ)氏は、仮想通貨愛好家として知られている。

仮想通貨愛好家として、ビジネスの成功者の発言は多くの一般ユーザーの目に留まるが、今から3年前の2017年に同氏は、2020年までにビットコインが100万ドルになるだろうと予測を公表。しかし、実際に2020年になった今はどうだろうか。マカフィ氏はその当時の発言は冗談だったとTwitterで発言し、ビットコインは“最も不自由な暗号技術だ”とさえ語っている。

また、今月に入るとマカフィ氏はTwitterにて、仮想通貨のみを使用していると述べ、仮想通貨の使用とデジタル資産クラスへの投資との間に明確な違いがあることを説明している。

同氏は「ビットコインの伝道者」として多方面から注目され、市場関係者の中にも同氏の発言を支持している人が多く存在していたにもかかわらず、2020年に入ってからの発言は、その多くが仮想通貨に対する否定的な意見であり、2017年当時の発言とは真逆の発言が繰り広げられている。

アメリカ大統領選の候補者選びに立候補した人物の中には、仮想通貨に関する公約を掲げている人物も登場。同氏が仮想通貨に投資をしていないという驚きのニュースは、市場内外から大きな反響を呼ぶとともに、やや忌まわしくさえ感じられているようだ。

マカフィーは彼が使用する暗号通貨を明らかにする

仮想通貨コミュニティは、マカフィー氏が仮想通貨最大の投資家の1人であるという信念を過去に抱いていた可能性があるようだ。それを裏付けるかのように、同氏の仮想通貨に関する最新の発表は、Twitterのフォロワーである仮想通貨ユーザーの注目を集めている。また、過去に関心を持ってい仮想通貨について尋ねられた際、「DAI(ダイ)」と「Monero(モネロ / 匿名つうか)」が彼が使用する唯一の仮想通貨である事を明かしており、可能な限りこれらの仮想通貨のみを使用すると擁護する説明をしている。

さらに、使用に最適なアルトコインについて尋ねられた際は、安定性を検討するときに使用する最適なアルトコインとしてDAIを強調し、別の声明ではモネロのサポートを強めている。

そして今年に入り、2020年末までに100万米ドルに達するとの自ら過去に公表した予測を撤回した後、仮想通貨の使用は停止する決定を発表している。ここで注目しておきたいのは、マカフィ氏がGhostと呼ばれるプライバシーコインをローンチしており、ユーザーIDを維持。位置追跡を不可能にすることを目的としたGhost携帯電話サービスを次に展開すると宣言している。

かつて、アンチクリプトで知られるJPモルガンCEOのJames Dimon(ジェームズ・ダイモン)氏がビットコインは詐欺だと発言した際、マカフィー氏は「どっちが詐欺だ」と強く反論大きな注目を集めている。気まぐれま発言ともとれるマカフィ氏は、今後どのような発言をするのだろうか。

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はじめまして!仮想通貨やブロックチェーンの国内外の仮想通貨や関連ニュースを通して、ためになる知識をどんどん吸収していきたいと猛勉強中!。 普段は鳥の声さえずる緑豊かな田舎で2児の子供とバタバタしながらの~んびり暮らす、スローライフに憧れるちょっぴりドジな母の一面も。 将来は、田舎に広い庭のある小さなお家に住むぞ~!