BitMEX、入金にSegwit導入

BitMEX、入金にSegwit導入

BitMEXがSegWitの「Bech32」アドレスを使った入金のサポートを開始した。BitMEXはセイシェル諸島に登記された仮想通貨取引所。100倍のハイレバレッジ取引で人気を集めている。BitMEXでは今年10月、SegWit形式のビットコイン出金サポートを開始していた。入金時のSegWit導入によって、ユーザーは手数料を抑えてBitMEXにビットコインの入金が可能となる。

公式のプレスリリースによれば、BitMEXではSegWitの「Bech32」の他、従来のビットコインアドレスの形式である「Pay to Script Hash(P2SH)」と、2012年に登場した「P2SH(Pay To Script Hash)」がサポートされている。「Bech32」の利点について、BitMEXは以下のように述べている。

「Bech32のアドレスを使うことで、BTCを使用する際の手数料を削減できるメリットがある。今回のアップグレードによって、ユーザーが現在BitMEXで保有しているBTCの出金手数料を削減できるとわけではないが、次の取引時に再度BTCを入金する場合には、安価な手数料で利用することができる。」

SegWitとは?

SegWitはブロックチェーンプロトコルのアップグレードで、電子署名を「Witness」という独立領域に保管することで、1ブロックあたりのトランザクション処理能力を向上させる。ビットコインが長年に渡って悩まされてきた、送金遅延と手数料高騰が起こるスケーラビリティ問題の解決策としても提案された。過去にはコミュニティで大きな影響力を持つビットコインのマイニング事業者などが、SegWit導入かブロックサイズの引き上げかで揉めたこともある。

SegWit導入で当時稼働していたマイニングマシンが利用できなくなる可能性があることが主な原因だった。ただし、ブロックサイズを引き上げた場合にも、セキュリティ上のリスクが発生することになる。

BitMEXは今回導入されたSegWit「Bech32」は、従来のトランザクション方式より約37%データ容量が少なくなると述べており、スケーラビリティ問題解決にも繋がるとしている。

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