Solana がニューヨーク市に初の実店舗をオープン

ソラナが初の実店舗をニューヨークでオープン

Solana Spaces(ソラナスペーシーズ)は最近、ニューヨークのHudson Yards(ニューヨーク・マンハッタン)に初の実店舗をグランドオープンしたことを発表したことが分かった。

Solana Foundation(ソラナ財団)は、マンハッタンのHudson Yardsに実店舗では初となる高級モール「cをオープン。同店舗は、Solana Foundationと複数のエコシステムパートナーとの共同作業で、月曜から土曜は10:00~20:00まで、日曜は11:00~19:00まで営業している。時価総額145億ドル(約1兆9,273億円)、プロトコル全体で26億ドル(約3,456億円)以上の価値を持つSolanaは、仮想通貨の最も著名なブロックチェーンの1つであり、イーサリアム(Ethereum)のような他のスマートコントラクト対応ブロックチェーンとは一線を画した、高い処理能力と非常に低い手数料を特徴としている。

ソラナ実店舗詳細

ブロックチェーン初心者を対象とした同店舗は、「世界初のWeb3専用の小売・教育スペース」であると謳っており、顧客は、個別指導、プログラミングサービス、Solanaベースのオンチェーン体験にアクセスでき、実店舗の活動に参加することで、特別な報酬を受け取ることもできるとのこと。

また、同店舗では、インタラクティブ(双方向性)なアートインスタレーション(Installation=室内や屋外などの空間にオブジェや装置を置き、空間全体を作品とする表現手法)、Solanaの次期携帯電話Saga phoneの展示、パーカーやTシャツなどの暗号ライフスタイル製品、エコシステムのNFTコレクションの数々も展示される予定という。

日本語訳:
毎月、店舗で提供されるエクスペリエンスをローテーションし、新しい限定版のドロップと製品を紹介します。
そして、私たちはまだ終わっていません。この話にはまだまだあります。乞うご期待!

さらに、Solana Payアプリを利用することで、200ドル(約26,600円)までの買い物が50%割引になるほか、来場者が利用できる体験を順次増やしていく予定も明らかになっている。現在発表されているのはHudson Yards店のみだが、Solanaの公式アカウントによるTwitterの投稿では、他の計画(実店舗の追加など)も進行中であることが示唆されている。

これまで一般的に物理的なものよりもデジタル製品を好んできた仮想通貨市場にとって初の店舗となっており、先月発表されたSolanaブランドのスマートフォンなど、物理的な分野への進出も計画されている。このような動きは、デジタルだけでなく現実の世界でもSolanaブランドを拡大するための幅広い戦略を示唆しており、大きな注目が集まっており、Hudson Yardsの店舗レンタル料は非常に高価であり、ソラナ財団にとって、これが長期的な良い投資になるかどうかわかるには時間がかかるとみられる。