アンドリーセン・ホロウィッツ社、無料の仮想通貨スタートアップスクールを開始
Coinbase、Ripple、OpenBazzarなどの仮想通貨スタートアップへ投資している事で知られているAndressen Horowitz(a16z)は、仮想通貨やブロックチェーンについて学習する事ができる無料のスクール(16z Crypto Startup School)を開始すると発表した。
a16z創業者であるMarc AndressenとBen Horowitsの二人は、先週金曜日に16z Crypto Startup Schoolの開始をアナウンスし、起業家がブロックチェーン技術と仮想通貨の基礎を学ぶことを手助けする事が目的であると記載した。
70年代のPC、90年代のインターネットなど新たなコンピューティングの動きと同様にブロックチェーンは様々な誤解や誤った知識に耐えてきた。a16zが7年間暗号及びブロックチェーンに関わる中で学んだ重要な教訓を共有することは、既存のプロジェクト開発を加速することになるだろうと語っており、多くの才能ある人々にこの分野に参加するよう促したい考えのようだ。
「あなたが私たちと同じようにブロックチェーンに興奮していて、ソフトウェア製品を構築した経験があるなら、ぜひ応募してください。この分野の有力な技術者や投資家から話を聞き、ブロックチェーンスタートアップを構築するための基礎を学べます。」
2020年2月から開始される7週間のプログラム
この無料スクールは2020年2月から開始される7週間のプログラムで、講義はa16zの本社で直接行われる。講義の内容は以下のようなものになる
- 暗号ネットワークとは?何故それが重要か?
- ブロックチェーンコンピューティングプリミティブ:暗号化とコンセンサス
- アプリケーション開発ツールの概要
- アプリケーション:現在から2025年まで
- 暗号ビジネスモデル
- 暗号経済学
- UX、製品開発およびセキュリティー
- 市場投資戦略、および開発者の関わり
- コミュニティーとガバナンスへの関与
- 規制状況と考慮事項
- 資金調達ガイド
応募自体はa16zの公式ページから申請できるが、ソフトウェアの開発経験や特筆すべき経験が必要のようだ。また、a16zの参加者は自身のアイディアやプロジェクトを共有する機会もあるようだ。
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