リップルと提携のインスタレム、SBIレミット・コストマネーと提携を発表
シンガポールを拠点に安価な海外送金のサービスを提供しているスタートアップ企業のInstaReM(インスタレム)は、SBIRemitおよびSBI Cosmoney(コスマネー)と提携したことを発表した。
InstaRemは企業向けの海外送金コストを削減するために東南アジアの銀行のTOP10社のうち4社と提携し、企業向けのTransferwiseのようなサービスを展開しているが、Transferwiseサービスと違い、世界中の送金ネットワークを使用せずに、東南アジアにフォーカスして、中規模の銀行間の送金事業にコミットしている。
InstaRemは既にRipple社のRippleネットに参加しており、過去には南米の送金事業者BeeTechと提携し、東南アジアと南米の間にシームレスな送金回路を構築するために、Xcurrent、Xviaを使用したプロジェクトを始動しており、今回のSBIグループ企業と提携することは、XRPの実需を上げることにも繋がることが期待される。今後はXRapidの活用も視野に入れていくようだ。
SBICosmoneyのCEO Joe Kim氏は以下のように発言している。
「InstaReMinと提携して、お客様に迅速かつ安全で効率的な送金サービスを提供できることを嬉しく思います。」
これまでの活動
直近では、国際送金事業者最王手のマネーグラムと業務提携しており、業界内でのコンソーシアムの形成においては順調に進んでいるようである。Ripple社は現在、ホルダーによるXRP不買運動に対して真っ向から否定しており、XRPコミュニティは荒れていますが、
XRPの価格だけに囚われるずに、海外送金市場や、その中でのRippleネットの拡大などグローバルに目を向けて今後のXRP実需に期待したい。