リップル社CTO、批判的なコミュニティメンバーを一刀両断|「その意見に答えることは出来ない!」

リップル社CTO、批判的なコミュニティメンバーを一刀両断|「その意見に答えることは出来ない!」

国際的な送金プラットフォームの構築を目指すリップル社のCTOであるDavid Schwartz氏は、現在、一部のコミュニティから指摘されている「仮想通貨XRPの大量売却」についての抗議について、「私達は、(その意見に対して)大いに失望させるだろう。」とコメントした。

今回の発言の経緯には、 冒頭で説明した一部のコミュニティからの「仮想通貨XRPの大量売却」に関する抗議がきっかけとなる。

リップル社の大量売却に猛抗議

ツイッターにて10万人のフォロワーを抱える「CRYPTO BITLORD(@Crypto_Bitlord」は先月、市場のユーザーおよび、投資家、コミュニティメンバーはリップル社に対して、保有する仮想通貨XRPの売却を中止することを求める「嘆願書」を作成し、先月の執筆時点で2,239人ものユーザーが、この嘆願書に同意していた。

このStop Ripple dumping(リップルダンプを停止)」と題された嘆願書は、リップル社が大量に保有する仮想通貨XRPの、大規模な売却を停止することを求めており、長期的にXRP価格が上昇しないことに不満を爆発させていた。

そして今回、リップルの大量売却に反対意見を主張するコミュニティメンバーが、「リップル社をXRPから可能な限り離してください。」とツイートしたところ、CTOであるDavid Schwartz氏が、「それはできない。」とコメントしたのだ。

「XRPエコシステムの成長を支援していますが、明らかに機能していません。リップル社をXRPから可能な限り離してください。あなたの助けは必要ありません。人々のための独立したデジタル資産が必要です。誰が同意しますか?」

そしてリップル社は今月3日、計10億XRPもの仮想通貨XRPをエスクローウォレットから解除しており、今後とも大量のXRPが売却されることが確定している状況だ。

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2019.09.04