仮想通貨XRPの売却を止めるため、リップル社に要求する「嘆願書」が公開

仮想通貨XRPの売却を止めるため、リップル社に要求する「嘆願書」が公開

世界第3位の仮想通貨XRPを提供、保有するリップル社に対して、市場のユーザーは我慢の限界を超えているようだ。現在、市場のユーザーおよび、投資家、コミュニティメンバーはリップル社に対して、保有する仮想通貨XRPの売却を中止することを求める「嘆願書」を作成し、現時点で2,239人ものユーザーが同意した。

今回明らかになった「Stop Ripple dumping(リップルダンプを停止)」と題された、リップル社に対する嘆願書は、リップル社が大量に保有する仮想通貨XRPの、大規模な売却を停止することを求めており、市場のユーザーはXRP価格が上昇しないことに不満を爆発させているようだ。

実際に、リップル社の大規模な仮想通貨XRPの売却は、市場ユーザーには周知の事実である。

リップル社の大規模なXRP売却

リップル社は、送金ネットワークである「rippleNet」への参加をはじめとするファンダメンタルを中心に、XRP価格を成長させている。先週、ヘッジファンドMulticoin Capitalの共同設立者であるKyle Samani氏は、ブルームバーグのインタビューに対して「リップル社の四半期XRP売上高の増加が、仮想通貨を弱気トレンドに導いた。」と発言している。

さらには、米国の仮想通貨テクニカルアナリストであるPeter Brandt氏は、リップル価格について「XRP価格が0.20ドルまで下落する。」と大胆予想を公開し、発言されたツイートの中には「価格操作している。」という言葉まで使用している。

しかし現在、同意を求める請願書の真の目的は公開されていない。change.orgにて公開されている嘆願書は、1万人以上の署名にて価格の下落を防ぐことが目標であるが、1万人以上の署名が集められた場合、実際にど何をどうするのかは言及されていない。

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2019.08.14

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