リップルとArchaxがパートナーシップを提携!何百万ものRWAがXRPLに導入

リップルとArchaxがパートナーシップ提携

リップル(Ripple)とArchax(アーカス)はXRP Ledger(XRPL)でのRWA(現実世界の資産)資金調達を強化するために提携し、XRPLで何億もの実世界の資産をトークン化と機関投資家向けDeFiをリードする予定であることが分かった

今回の提携は、2024年6月11日(火曜日)から13日(木曜日)までアムステルダムで開催されたXRP Ledger APEX 2024で発表された。XRPを支えるブロックチェーン決済企業のリップルと、規制されたデジタル資産取引所であるArchaxは、数億ドル相当のトークン化されたRWAをXRP Ledgerにもたらすために提携を拡大。

日本語訳:
リップルとArchaxExパートナーシップを拡大し、今後1年間で数億ドル相当のトークン化されたRWA(現実世界の資産)をXRP Ledgerに導入します。この動きによりXRPL RWAトークン化の主要ブロックチェーンとしての地位を固めます。

今回の動きにより、XRP Ledgerはトークン化された資産の新興市場の先駆者としての地位を確立していく事となる。リップルは公式Xへの投稿で、提携の側面を強調し、XRPLはRWAのトークン化においてArchaxが有力金融機関と既に提携していることから恩恵を受けると述べている。また、その結果、これらの金融機関は、最近のリップルとArchaxの提携に続いて、XRPLを使用して資産をトークン化できるという。リップルのマルクス・インファンガー(Markus Infanger)上級副社長は、ブロックチェーン業界の現状を考慮すると、同社とアーカスの提携は戦略的かつ時宜を得たものだと述べたうえで、次のように語っている。

私たちの業界は、ブロックチェーン技術が金融市場で大規模に真の有用性をもたらす次の主要な導入段階の始まりにあります。

同副社長は、金融機関の間でブロックチェーンとデジタル資産技術の導入を推進するというアーカスのビジョンに同社が興奮していることを認めており、同氏は、これによってRWAトークン化の主要なブロックチェーンの1つとしてのXRPLの信頼性がさらに強化されると述べた。

コンプライアンス第一を共有するリップルとArchax

今回の発表では、リップルと英国初の金融行為監視機構規制デジタル資産取引所であるArchaxがコンプライアンス第一の考え方を共有していることが確認され、両社が規制当局や政策立案者と積極的に協力していることが指摘されている。

また、アーカスが顧客にデジタル資産保管サービスを提供するためにMetaco(メタコ)と協力した2022年にさかのぼる両社協力関係についても言及。リップルは翌年の2023年半ばにMetacoを買収している。Archax CEO のグラハム・ロッドフォード(Graham Rodford)CEO(最高経営責任者)は、現実世界の資産のトークン化に対する需要の高まりに自信を示し、テクノロジー業界は主流の採用に向けた重要な瞬間を迎えていると述べた。同氏は、XRP 元帳上で資産をトークン化できるようにすることで、ブロックチェーン技術の機関による採用を促進するという Archax の取り組みを明言している。

Ripple と Archax のパートナーシップは、XRPL の高度な機能と実証済みの信頼性を活用し、現実世界の資産のトークン化を変革する準備ができている。今提携は、金融機関に新たな扉を開き、XRPL を資産トークン化の未来における主要なプレーヤーとして位置付けることを約束するものだ。

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