米取引所コインベース、DeFiプロジェクトにUSDC100万ドル預け入れ
2018年に、CoinbaseとCircleを含むCenter Consortiumが、安定、安全、透明な安定コインであるUSDCを開始して以来、USDCは世界で最も人気があり、信頼できる安定したコインの1つになった。
分散金融(DeFi)のさらなる成長を促進するために、CoinbaseはUSDC Bootstrap Fundを発表しており、この基金はUSDCを直接プロトコルに投資することにより、開発者がDeFiプロトコルを構築することを支援するものである。
このUSDC Bootstrap Fundは従来の投資とは異なり、このお金は、取引相手(借り手または受け手)によって提供される収益を伴うスマートコントラクトプロトコルで拘束されることになる。
健全な流動性
数え切れないほどの開発者との話し合いの中で、新しいDeFiプロトコルは流動性を得るのがどれほど難しいか理解しており、Bootstrap Fundでは、USDCを活用することで、開発者がプロトコルを立ち上げ、健全で流動的のある市場を簡単に作成できるようにすることを目指している。
しかし、USDC Bootstrap Fundは、暗号通貨エコシステム全体のプロジェクトに50以上の従来の株式投資を行ってきたCoinbaseのベンチャー部門であるCoinbase Venturesとは別のものである。
CoinbaseはUSDCの投資を通じて、既存の金融商品よりも製品の安全性と信頼性とアクセス性を高めるためにDefiチームをサポートしていくようである。しかしこれはDeFiをサポートする方法の最初の一歩にすぎず、Coinbaseは今後数か月で、学習内容と今後の統合をコミュニティと共有する予定である。
また、Coinbaseは本日、最初の2つの投資先であるCompoundとdYdXを発表しマネーマーケットプロトコルであるCompoundとdYdXにUSDCで100万ドルを預けた。証拠金取引プロトコルであり暗号資産のオープンな取引プラットフォームであるdYdXは暗号化担保を提供し、変動金利を支払う意思のある取引相手が借りることができるものである。