ノーベル経済学賞受賞の経済学者がビットコインを批判

ノーベル経済学賞を受賞したアメリカの経済学者ジョセフ・スティグリッツ教授が、ビットコインの匿名性を批判した。

教授によると

「透明性の高い銀行システムを作るという理想とは乖離しており、ビットコインはどこの政府も許さない無法な活動を許容している。規制当局が対応に乗り出さないのは、仮想通貨市場がまだ小さいからである。もし仮想通貨市場が大きくなったら、規制当局は全力で潰しにかかるだろう。」

と述べた。

また、国際通貨基金(IMF)の元チーフエコノミストだったロゴフ教授は、今後10年でビットコイン価格は100ドルまで下がるという悲観的な見解を崩していない。
匿名取引の規制も、直に強化されるとも警告した。

2008年の金融危機を予測したとされる経済学者は、ビットコインは通貨の条件を一つも満たしていないと否定的な見解を示し「1日に20%も上昇下降するものが、なぜ革命的な価値貯蔵手段になり得るのか」と述べた。

著名な経済学者がこぞってビットコインを批判している。

運営の見解

運営の椎木
これは、本当にこの人が発言したことなのだろうかというくらいのニュースですね。BTCは全てが台帳に記録されており、改ざんはできないので本質は匿名ではありません。
匿名性通貨もありますが、単に法定通貨で資本主義構造を作ってきた今の権力者によるFUDにしか思えません。
権力や地位がある人の発言をいつまでも信用するのではなく、情報を受け取ってそれを自分でどう解釈していくのかが今後の社会で必要なことだと思います。
BTCという分散型の世界共通通貨が出てきて、これだけの価値が付いている裏側にはそういう意味も含まれているのだと思います。