仮想通貨格付け機関Weiss Ratings、BNBトークンが次のビットコインなると示唆

仮想通貨格付け機関Weiss Ratings、BNBトークンが次のビットコインなると示唆

仮想通貨市場全体は2019年に突入し、その価格を順調に成長させている。その中で最も注目されているのが、世界最大の仮想通貨取引所であるBinance(バイナンス)の独自トークンであるBNBトークンだ。

このBNBトークンは年始からの成長が著しく、年初からの上昇率に関しては300%の増加を記録するなど、驚異的な成長を見せている。

そして今回、仮想通貨およびブロックチェーンの格付けを行う企業であるWeiss Ratings社は、BNBトークンについて「BNBは市場をリードしている。BNBは新しいBitcoinなのか」と公式ツイッターにて発言し、BNBトークンに対する期待感を露わにした。

実際に同社が、今回の発言の根拠となる調査や格付けなど、データに基づいた分析ではないものの、市場のユーザーが実際に体験しているBNBトークンの上昇は驚異的なものである。冒頭でも説明したようにBNBトークは年初から300%の上昇率を記録しており、時価総額ランキングでも7位にランクインするほどの期待値を誇っている。

また、バイナンスは23日、分散型取引所であるBinance DEXを正式にローンチしたと発表。先週の新たなブロックチェーン「BinanceChain」のメインネットの公開や、スワップの発表に引き続き好影響を与える発表が行われてきた。

しかし、現実問題としてビットコインとBNBトークンの逆転は難しいであろう。世界中の存在する取引所の基軸通貨での取引量の差や、支払い手段としてビットコインが確立していることから、BNBトークンはビットコインの時価総額の30分の1程度に過ぎない。