バイナンスチェーンを導入した仮想通貨と歴史について

バイナンスチェーンを導入した仮想通貨と歴史について

2019年4月18日の大手仮想通貨取引所バイナンスが独自のメインネットワーク「BinanceChain(バイナンスチェーン)」を公開した。

今回はこの、バイナンスチェーンを更に深く詳細にご紹介していく。

仮想通貨取引所バイナンスとは

まず仮想通貨取引所バイナンスをおさらいしておこう。

世界最大の仮想通貨取引所であるバイナンスは現在、総ユーザー数500万人を誇り、取り扱い通貨数約140種類の中華系の仮想通貨取引所である。誕生は2017年新しいが、バイナンスは驚異の成長を遂げている。

日本国内でも取引を頻繁に行う人はバイナンスの口座を開設している人も多い。世界最大の取引所であるバイナンスの特徴は一旦どういう点にあるのだろうか。

バイナンスの特徴
  • 手数料がやすい
  • 取引通貨が豊富
  • 登録が簡単ですぐに取引を始めることができる

バイナンスの手数料は一律0.1%で手数料を気にせず取引が可能だ。

また取引所内通貨のバイナンスコイン(BNB)を用いて取引をすると手数料は0,075%まで抑えることができる。国内取引所との大きな違いは約140種類の豊富な通貨と口座開設の手軽さだ。

国内の取引所を開設するにはメールアドレスの登録はもちろんのことパスポートや免許証などの公的な書類が必要となる。一方でバイナンスは2BTCまでの取引であれば公的な書類の登録は必要ない。

【仮想通貨取引所】Binanceの特徴・詳細

2018.03.19

 

BinanceChain(バイナンスチェーン)について

バイナンスチェーンは「新しい仮想通貨」を発行するプラットフォームとなるブロックチェーンだ。

すでに「ミスリル(Mithril/MITH)」という仮想通貨はバイナンスチェーンを採用する初めてのプロジェクトとして発表している。
バイナンスの独自トークンであるBNBはかつてはイーサリアムブロックチェーン上にあった。
これらの通貨はERC20トークンと呼ばれ、ERC専用ウォレットと互換性を持っている。

ERCとは
ERCとは、Ethereum Request for Commentの略でイーサリアムブロックチェーンの規格のこと。ERC20/ERC223/ERC721などの様々なトークン規格が存在する。

Ethereumトークン【ERC20 / ERC223 / ERC721】の違いを比較

2018.08.20

バイナンスチェーンの歴史

BNBは2017年7月に誕生した新しい仮想通貨であり、前述したようにイーサリアムブロックチェーン上に存在するERC20トークンであった。
2018年12月には独自のメインネットワークであるバイナンスチェーンの立ち上げを発表している。

その後2019年4月18日から正式にメインネットワークとして稼働、4月23日にはバイナンスコインのトークンスワップが行われた。

トークンスワップとは
トークンスワップとは、仮想通貨がメインネットの移行する際のトークンの交換のこと。バイナンスコインの場合はERC20トークンからバイナンスチェーン上のトークンへと変換することを指す。

バイナンスが独自のメインネットワークを立ち上げたのはイーサリアムのERC20トークン規格のようなプラットフォームを構築するためだ。
バイナンスチェーンを利用することで仮想通貨を発行することができ、ICOを行うプロジェクトが増えるとBNBの価格にも影響してくる。

取引所・ICOプラットフォームの両面を持つバイナンスを取り巻くユーザーは増えていくだろう。

バイナンスチェーンを導入したトークン一覧

  • BTCB
  • Chiliz
  • Mithril

BTCBとは

バイナンスチェーン上に存在する仮想通貨でビットコインと価格連動している。
バイナンスチェーンではビットコインとの互換性がなく取り扱いができないためバイナンスDEXでビットコインの役割を果たすために発行された。

Chilizとは

スポーツやeスポーツのチーム意思決定に参加できる仮想通貨だ。
Socios(ソシオス)というプラットフォームを使いチーム運営に関わることができ、すでにサッカーチームのパリ・サンジェルマン、ユヴェントスと提携している。

Mithrilとは

コンテンツクリエイターがソーシャルメディアで報酬を受け取ることができるプラットフォームだ。
投稿数やいいね数、再生回数などに応じてトークンを報酬として受け取ることができる。

バイナンスへ上場したトークン

仮想通貨名 上場している取引所
BTCB バイナンスDEX
CHZ バイナンスDEX
MITH バイナンス,バイナンスDEX

バイナンスチェーンを利用している代表的な仮想通貨とバイナンスまたはバイナンスDEXに上場している取引所の一覧だ。

Chilizは2019年7月1日にバイナンスDEXに上場したばかりの仮想通貨である。

スポーツ系ブロックチェーンプロジェクト「Chiliz(チリーズ)」がBinance Chainとのパートナーシップを発表

2019.05.19

まとめ

大手取引所としての活動だけでなく、ICOプラットフォームとしても活躍するバイナンスには今後も大きな注目が集まっている。

バイナンスブロックチェーンを導入した通貨は上場審査を通貨すればバイナンスDEXに上場することが可能となっており、一定の条件を満たし上場申請を行うと、バリデーターの投票により上場の可否が決まる仕組みだ。

ICOに成功し、しっかりとした資金を持つ通貨は、明らかな詐欺ではない場合にバイナンスDEXに上場する可能性は高い。世界的な取引所のDEXに上場することはプロジェクトの運営者としても一つの目標地点である

今後もバイナンスチェーンでICOを行う通貨や、イーサリアムブロックチェーンなどからバイナンスチェーンに変換する通貨など注目していきたい。

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