世界2位の送金会社、リップル社の提供する「RippleNet(リップルネット)」に参加
Euronet Worldwideの子会社であるRia Money Transferは、国際的な送金プラットフォームであるRippleNetのネットワークを提供するRipple社とパートナーシップを結び、ブロックチェーン技術を活用した決済ネットワーク「RippleNet」へと参加したことが明らかになった。
Ria Money Transfeは、世界第2位の世界的企業であり、北米、ラテンアメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋地域、アフリカなど、155カ国以上の国々に拠点を置き、世界中に散らばる代理店および37万7000店舗での資金移動を促進、オンラインでも運営を行なっている送金企業である。
今後の予定として同社は、リップル社の決済ネットワークRippleNetを活用し、事業を行っている155カ国の数百万のユーザーに対して、国際的な決済ネットワークとサービスを提供する予定である。
Ria Money Transferの親会社であるEuronet WorldwideのCEOのユアン・ビアンキ氏は、次のように今回のRippleNetの参加に関して次のように述べている。
「リップルとRiaの統合は、そのユーザーへの迅速かつクリーンな支払いを実現しながら、潜在的なパートナーへの容易なアクセスを提供することを目的とする革新的な決済インフラのためのレールを構築するのに役立ちます。時間はお客様やパートナーにとって極めて重要な通貨なので、常に革新の努力の中心に位置づけています。」
Ria Money Transferとリップル社の提携は、RippleNetを使用することを目的としており、これまでRia Money Transferの送金プラットフォームを使用していたユーザーは、より安価で効率的、さらにはタイムリーな決済ネットワークにアクセスできるようになる。
リップル社は今年1月、新たに13社の企業がRippleNetに加入したことを発表。さらには、これまでリップルネットに加入した企業の合計が200社を突破したことを発表している。