ヒンマン文書の公開を受けてまた一人弁護士がリップル訴訟から撤退

再びリップルの弁護士が撤退

ヒンマン文書の公開を受けて、リップル(Ripple)に対するSEC(米国証券取引委員会)の訴訟で略式判決待ちが続くなか、また一人弁護士がリップル訴訟から撤退したことが新たに判明した。

日本語訳:
Ripple事件の提出に関する電子メールを受け取ったところですが、が胃の中にあったことは認めざるを得ません。しかしそれは弁護士が訴訟から手を引いただけだった。はっきり言っておきますが、弁護士の撤退は何の意味もありません。それは事件が解決したことを示すものでも、何か実質的なものでもありません。

XRPトークン所有者は不確実性に包まれているものの、遅くとも2023年末に略式判決が言い渡される可能性がある。リップル社がこの訴訟で勝利を収める可能性が高いという楽観的な見方もあるなか、リップルの弁護士であったカイリー・チスル・キム(Kylie Chiseul Kim)弁護士が訴訟から手を引き、撤退した事が分かった。リップル社は、撤回は訴訟とは何の関係もないと明言。同様の動きとして、リップル訴訟で数千のXRPトークン保有者の代理人を務めるジョン・ディートン(John Deaton)弁護士も、別の弁護士が同様の動きをしていると述べているという。

弁護士がリップル訴訟から撤退

弁護士の名前と辞退の理由はまだ明らかにされていないものの、ディートン弁護士は同様の内容が記載されたメールを受け取った事を認めた。

しかし、この展開は決して和解などを示唆するものではないと同弁護士は述べており、弁護士がSEC訴訟から撤退することは「何の意味もない」と述べたうえで、次のように語っている。

リップル事件の申し立てに関するメールを受け取ったところですが、お腹の中に(蝶が)来たことを認めなければなりません。しかし、それは弁護士が訴訟から手を引いただけだった。

最終判決を下すための法廷期日が設定されるのかどうかとの質問に対し、ディートン弁護士は、リップル社、SEC、およびすべての利害関係者が、公開記録簿への提出を通じて同時に判決を知ることになると主張している。

日本語訳:
彼女はそれを公的記録簿に提出する予定です。リップルとSEC、そして私たち全員が同時にそれを得るでしょう。この判決は、これまでに提起された他のすべての判決(すなわち、ドーバート判決、ヒンマン文書を引き渡すという同氏の判決)と同様に提出されることになる。

一方で、アナリサ・トーレス(Analisa Torres)判事の略式判決言い渡しの遅れについては現在も議論が続いている。

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