世界最大のテレグラムICO、「2019年10月31日」にトークンの契約が無効に
メッセージアプリTelegram(テレグラム)が行なった仮想通貨の資金調達であるICO(イニシャルコインオファリング)のトークンに関する期限が近づいているという。
Telegram(テレグラム)が手がける仮想通貨・ブロックチェーンプロジェクトTON(Telegram Open Network)のトークンである「Gram」は、2019年10月31日までにネットワークが開始されない場合、その契約が無効になることをコインテレグラフが入手した購入契約書によって明らかとなった。
テレグラムのプロジェクトであるTON(Telegram Open Network)は仮想通貨市場、最も多くの資金調達である10億ドル(約1200億円)を集め大きな話題を呼んだ。
また、2018年11月時点ではプロジェクトの開発状況が「約70%」完了していることが明らかとなっている。
仮想通貨プロジェクト「TON(Telegram Open Network)」は、Telegramを使用するユーザーに対して、同プラットフォーム(テレグラムSNS)でTONのトークンを用い、国際送金を行えるプロジェクトであり、開発状況を「スマートコントラクト」「TONネットワーク」「新たなブロックチェーンメカニズム」の3つに分け進めていた。
資金調達を行なった2018年3月から2018年11月で「約70%」の開発状況を考えると、かなり早いスピードで開発が進められており、2019年第二四半期までには開発の完了および、ネットワークが開始されることが予想される。