ロシアの法執行当局が9つの都市の店舗、レストランなどに設置されていたビットコインATM少なくとも22機を押収したと2日、仮想通貨関連の情報サイトBitcoin.comが報じた。
Russian Police Seize 22 Cryptocurrency ATMs in 9 Cities https://t.co/rpt5Pcjd0B pic.twitter.com/jKOOEfYCee
— Bitcoin News (@BTCTN) September 2, 2018
今回押収されたATMは、ロシアのビットコインATM大手Bbfproによって運営されていた。同社のマネージャーであるArtem Bedarev氏はロシアメディアに対して、今回の押収に先立って当局から事前の通達を受けていないと語っている。
またArtem Bedarev氏は、最低でも6ヶ月調査が非公式に続けられること、調査が完了するまでATMは返却されないとも話している。
押収に参加した役人の話によると、CBR(ロシア中央銀行)からの要請で検察総長室からの命令で今回のATM押収は行われている。ただしCBRの関係者はBbfproのATM押収について詳細な説明を拒否している。内務省や検察庁もメディアの問い合わせに応じていない。
ロシアでの仮想通貨取引は不透明になっている。2016年7月には地方裁判所の判決から仮想通貨は違法となっていた。しかし仮想通貨関連情報サイトbitcoininfo.ru に対する判決が覆され、政府も仮想通貨に関する法整備を進めている。
各国でルール作りがあいまいになり、なぜ押収されたのかわからない部分もあると思います。
日本にもBTCのATMはありますが、数が全然たりないのが状況ですね。価格のボラティリティがあるまでは、換金する人や通貨として使う人はあまりいないと思いますが、
いずれ、価格が安定した時に需要は発生すると思います。日本の銀行券がこれだけ発達し、他の国よりキャッシュレス化が遅れているのも日本のATMの数の多さにあると思います。
そこに単純にBTCを交換できるATMができればもっと普及しますね。その前に大手が仕掛けてくるとは思います。