サム・バンクマン・フリード氏、2024年に米国史上最大の政治献金者になる可能性

FTXのCEOが大統領選挙で最大10億ドルを寄付する可能性

FTXの創設者兼CEO(最高経営責任者)であるサム・バンクマン・フリード(Sam Bankman-Fried)氏は、2024年の米国大統領選挙に最大10億ドル(約1,271億円)を費やす可能性があると述べており、米国史上最大の政治献金者になる可能性があることが分かった。

フリード氏はポッドキャスト「What’s YourProblem?」のインタビューの中で、支出計画を明らかにしたとCNBCが報告。同氏は、2024年の選挙で、10億ドルの寄付することを検討していると報じられており、同氏は次のように語っている。

私は厳しい天井を言いたくありません。なぜなら、誰かが今、何が起こるかを知っているからです。

同氏は今後、候補者とその方針に基づいて正確な金額を決定すると付け加え、金額は「誰がどこで、そして何のために実行しているかに正確に依存していると結論付けている。

過去にも政治献金を行っているフリード氏

OpenSecretsのデータによると、10億ドルの寄付は、既存の記録を数回破ることになるとのこと。

現在までに、米国の最大の政治献金者は、2020年に2億1,800万ドル(約277億円)を費やした共和党の起業家シェルドン(Sheldon)とミリアム・アデルソン(Miriam Adelson)氏だ。フリード氏は、過去にも政治献金をしている事でも失れている。2020年11月の米国大統領選挙で、彼はジョー・バイデン(Joe Biden)現大統領のキャンペーンに520万ドル(約6億6,000万円)を寄付しており、ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ(Michael Bloomberg)氏が寄付した5,600万ドル(約71億円)に次ぐ、バイデン大統領への2番目に大きな寄付である

2021年4月までに、フリード氏はPROTECT OUR FUTUREを通じて議会候補者に900万ドル(約11億円)以上を費やしている。現在、その金額は2,000万ドル(約25億円)と見積もられている。

Open Secretsは、仮想通貨業界内の他のドナーを指名しました。これらの名前には、Rippleのエグゼクティブであるブラッド・ガーリングハウス(Brad Garlinghouse)氏、クリス・ラーセン(Chris Larsen)氏、Coinbaseの法務エグゼクティブであるポール・グレワル(Paul Grewal)氏、フアン・スアレス(Juan Suarez)氏、元Bittrexのビル・シハラ(Bill Shihara)CEO、Krakenのジェシー・パウエル(Jesse Powell)CEOなどの名前が挙がっている。