スペイン大手銀行、リップル社の「xCurrent」搭載アプリを利用拡大へ

スペイン大手銀行、リップル社の「xCurrent」搭載アプリを利用拡大へ

スペインの大手銀行であるサンタンデール銀行が提供するリップル社の「xCurrent」を統合した送金アプリ「OnePay FX」は、イギリスからポーランドへの送金を可能にしたことが明らかになった。

これによりサンタンデール銀行は、ポンドやユーロから、ポーランドの通貨ズウォティへの即時換金が可能になり、手数料もなく二カ国間の送金が可能になり利用地域が拡大した。

「OnePay FX」は現在EU19カ国と米国での利用に対応しており、これからますますの利用地域拡大が期待できる。

サンタンデール銀行の執行委員長Botín氏は、アプリの決済の50%がリップルの技術によって成り立っており、xCurrentを導入したことでこれまでは数週間ほどかかっていた送金が一瞬で可能になったとFinancial Timesに語っている。

また6月には、インドで開催されたdAppsのイベントでリップル社のエンジニアであるMaheshwari氏が、xCurrentをインドの全ての銀行に導入する方針だと話している

これからもリップルのxCurrentの拡大にますます注目していきたい。

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2019.06.27