米ウォルマート社のブロックチェーン特許により、ロボットが一連の工程を行うことが可能に

アメリカ小売業大手「ウォルマート(Walmart)」は8月30日、米国特許商標局(USPTO)にブロックチェーンを利用した納品システムの特許の申請に関しての公式特許文書を公表した。

この特許は、安全な配送を行うため「自動電子デバイスのシステム内での認証」を行うための技術を提供していくことを目的としており、「この文書に記述しているセキュリティ手順の形態を利用し、配送ドローンや家庭用ロボットなど2つの自動電子デバイスが互いに認証するこのが可能である」と記載されている。

当特許は、「自動ロボットのシステム、デバイス及び認証方法」という題名で、アメリカのアーカンソー州に本社を置く世界最大のスーパーマーケットであるウォルマートにより今年1月に提出されたものである。

提出された特許の内容は梱包を行うロボットやドローンが原材料・部品の調達から、製造、在庫管理、販売、配送、納品までの工程を行うことができる。

電子デバイスがそれぞれのブロックチェーンで安全な認証を可能にする信号に基づき動作し、認証やデータを記録するのに有効的であると、特許の内容に記載されている。

ウォルマート社は、1年間で多くのブロックチェーンに関する特許を申請しており、ブロックチェーンによるシステム改善はAmazonなどのライバル企業と競うためにも使用される予定だ。

運営の見解

運営の椎木

このプロジェクトがうまくいけば、運輸の市場に革命が起きそうですね。あとは各地域によって色々問題はあるかと思いますが、ドローンがミスをした時に助けるドローンがあればうまくいきそうだなとおもいました。当然すでに考えられているとは思いますが、プロジェクトの進捗でプレスは出てくると思いますので、今後に期待していきたいと思います。