ハンター・バイデン氏関与のLAPTOPが急落、ローンチ直後に99%超下落

ハンター・バイデン氏を題材にしたLAPTOPミームコインの急落を表現したイメージ

政治系ミームコインLAPTOP、Base上場直後から価格が急落

ジョー・バイデン元米大統領の息子ハンター・バイデン(Hunter Biden)氏が創設チームに参加するミームコイン「LAPTOP」が、Base(ベース)でのローンチ直後に急落した。

暗号通貨アグリゲーターのCoinGecko(コインゲッコー)によると、一時199.51ドルを記録した後、1.61ドル付近まで下落し、下落率は99.2%に達した。また、インテリジェンスプラットフォームArkham(アーカム)の分析でも、取引開始から約30分で価値の95%以上を失ったことが報告されている。

薄い流動性のなか評価額が急膨張、数十分で急落

LAPTOPは、ハンター・バイデン氏に関連する、2019年にデラウェア州の修理店に残されたノートパソコンを題材とするミームコインだ。この端末を巡る情報は、2020年の米大統領選でも大きな議論を呼んだ。

Arkhamによると、LAPTOPは午後8時2分に取引を開始し、わずか2分後にはFDV(完全希薄化後評価額)が1,440億ドル(約22.2兆円)に達した。一方、その時点で価格を支える流動性プールは約4万8,000ドル(約740万円)にとどまっていた。約30分後にはFDVが50億ドル(約7,722.5億円)まで低下している。

価格データは観測時点によって異なる。CoinMarketCap(コインマーケットキャップ)では日中高値401.12ドル、安値1.20ドルを記録したほか、別の取引序盤データでは190.81ドルから3.70ドルまで下落した。初日時点のCoinGeckoでは、時価総額が約5億6,000万ドル(約865億円)、FDVが約16億ドル(約2,471億円)と評価されていた。

LAPTOPの総供給量は10億トークンで、創設者には30%が割り当てられている。この分は6カ月間ロックされた後、24カ月かけて権利確定する。また、20%がエアドロップ用に確保され、その一部はTRUMPミームコインで損失を出したウォレットなどを対象としている。

Wintermuteへのトークン移動を確認、20万ドル投じた購入者は約3,000ドルに

オンチェーン上では、ローンチ前後に大規模なトークン移動も確認された。Wintermute(ウィンターミュート)はチームが管理するGnosis Safe(ノーシス・セーフ)から250万LAPTOPを受け取り、このうち209万LAPTOPを自社ウォレット経由で移動させた。オンチェーン分析プラットフォームOnchain Lens(オンチェーン・レンズ)によると、約50万LAPTOPが356件の取引を通じて約200万ドル(約3億円)で売却された。

また、BaseScan(ベーススキャン)のデータでは、Laptop Tokenのウォレットとして識別されたマルチシグウォレットが、ローンチ7日前に総供給量の10%にあたる1億LAPTOPを受領。その後、約4,250万LAPTOPを移動している。マーケットメーカーのGSRにも、取引開始4日前に1,550万LAPTOPが送られていた。

個人投資家にも大きな損失が出た。Lookonchainは、ローンチ前にBinanceから25万ドル(約3,800万円)を引き出し、そのうち20万ドル(約3,000万円)を使って1枚218ドルで919LAPTOPを購入したウォレットを報告している。その保有額は確認時点で約3,000ドルまで減少していた。

日本語訳:
LAPTOP は大惨事でした!トレーダーの 80% が損失を出しました。•2人が10万ドル~100万ドルの損失•100人が1万ドル以上の損失•700人が1千ドル以上の損失•11,000人がそれ…

Bubblemapsはさらに、LAPTOPの上位保有者の60%が過去10日以内に資金を受け取った新規ウォレットだったと指摘。その大半はローンチ当日に資金提供を受けていたとしている。

 

ABOUTこの記事をかいた人

2022年1月から仮想通貨を触り始め、みるみるうちにNFTにのめり込んでいった。 現在はWeb3とECの二刀流で生計を立てている 得意なのは喋る事、好きな食べ物はカレー、好きなゲームは格闘ゲーム