中国の大型ファンドが香港でスポットビットコインETFを申請

中国大手ファンドが香港でスポットビットコインETFを申請

Harvest Fund Management(ハーベスト・ファンド・マネジメント)の香港支店は、スポットビットコインETF(上場投資信託)を香港SFC(香港証券先物委員会)に申請したと報じられたことが分かった。

現地メディアの報道によると、地方当局がスポットビットコインETFにゴーサインを示す意向を示したため、同社は香港SFCにスポットビットコインETFを申請したという。ただし、現時点で同社はこの件に関して公式声明を発表していない。

今回の報道は、SFCが2024年2月11日(日曜日)に終わる予定の旧正月終了後、香港証券取引所へのETF上場を承認する方向に傾いていることを示唆しており、現地メディアによると、SFCが承認する可能性があるとのことで、複数企業からの申請を同時に承認するという点で米国に倣うとみられている。

子会社によるステーブルコイン試験計画も

現時点では同社がスポット・ビットコインETFの申請を正式に提出した唯一の機関であると報告書は指摘。

なお、香港に拠点を置く金融サービス会社であるVenture Smart Financial Holdings Limited(ベンチャー・スマート・フィナンシャル・ホールディングス・リミテッド)も、第1四半期に香港でスポットビットコインETFを導入する準備を進めていると報じられている。

スポットビットコインETF以外にも、ハーベスト・ファンドの子会社であるハーベスト・グローバル・インベストメンツ社も、規制サンドボックスとして知られるステーブルコインの試験計画について香港金融管理局と協議中であることが、事情に詳しい関係者の話としてブルームバーグが報道。香港は第1四半期末までにステーブルコインの規則を発表すると予想されている。同社は中国最大の資産管理会社の1つで、運用資産は2,100億ドル(約31兆円)を超えた大手企業で、同社は、投資信託、年金基金、その他の投資手段を含むさまざまな種類のファンドを管理している。

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