ジャスティン・サン、トロンとソラナの統合を示唆

ジャスティン・サン氏がトロンとソラナの統合を示唆

ジャスティン・サン(Justin Sun)氏は、クロスチェーン互換性の可能性のため、トロン(Toron/TRX)をソラナ(Solana)エコシステムに統合する事を示唆している。

日本語訳:
TRXはまもなくSolanaに登場します。購入してコラボレーションする準備ができました

TRONブロックチェーンの創設者であるサン氏は、トロンとソラナエコシステムの潜在的な統合を示唆。提案された統合により、トロンとソラナネットワーク間のクロスチェーン互換性が可能になる可能性もあるものの、コラボについての具体的な詳細は明らかにされて居らず、現段階では不明のままだ。

TRONネットワークは最近活動が増加しており、アクティブアドレスは2カ月ぶりの高値に達しており、CoinMarketCapのデータによると、TRXは現在35円前後で推移しており、前日同時刻比5.16%の上昇を記録している。

この統合が実現した場合、TRXとSOL間の直接的なクロスチェーンスワップが容易になり、取引コストが削減され、仲介業者の必要性がなくなる可能性がある。ソラナの高スループットインフラストラクチャーを活用することで、この動きは、TRONネットワークで手数料ゼロのステーブルコイン取引を実現するという、以前サン氏が述べた目標をサポートする可能性がある。2025年2月に同氏は、トロンブロックチェーンが取引手数料なしでテザー(Tether/USDT)ステーブルコイン取引を可能にする機能を導入すると発表している。

当初2024年第4四半期に予定されていたこの取り組みは、最終的にはイーサリアム(Ethereum/ETH)やその他のEVM(Ethereum Virtual Machine:イーサリアム仮想マシン)互換ブロックチェーンにまで拡大される。

活気に満ちている両エコシステム

今回の発表は、ソラナとトロン両方の価格上昇を誘発にまでは達していないが、両エコシステムは現在、活気に満ちている。

サン氏は以前、TRXが将来的に最高値に達し、アクティブアドレスが300万に達すると自信を表明していた。一方、ソラナはSIMD-228提案の失敗から立ち直る中で、5周年の波紋に動揺している真っ只中だ。エコシステムのトーンダウンニュースとしては、ソラナがジェンダーアイデンティティをテーマにした広告を削除し、幅広い批判を引き起こしている事だ。ただし、ジェンダー広告に対する怒りにもかかわらず、CMEグループがSOL先物を開始したことを受けてSOL価格は回復しつつあり、トロンは引き続きネットワーク手数料収入を増やしている。

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