オーデマ ピゲ、スウォッチとの提携で仮想通貨時計コレクターは複雑な胸中

オーデマ ピゲがスウォッチとの提携

スイスの高級時計メーカーであるオーデマ ピゲは、スウォッチとの提携を発表した事で、仮想通貨コミュニティはこの発表に不満を抱いている。

長年、オーデマ ピゲ(Audemars Piguet)の時計は、ある種の仮想通貨投資家にとって成功の象徴とされてきた。「Royal Pop(ロイヤル ポップ)」と名付けられたこのコラボは、オーデマ ピゲのRoyal Oak(ロイヤル オーク)から直接インスピレーションを得たものだ。3万ドル(約473万円)以上で取引されることが多く、15202STのような希少なモデルは、6桁の価格で転売されたこともある。成功した仮想通貨トレーダーや投資家の間で一種のステータスシンボルとなっている。

しかし先週末、同社はエントリーレベルの時計メーカーであるスウォッチとのコラボレーションを発表した。Royal Popは、オーデマ ピゲの高級ブランドに投資してきた仮想通貨投資家にとって、成功した仮想通貨投資家の富の象徴としての評判を地に落とした。実際、時計転売業者には、オーデマ ピゲオーナーからの苦情が殺到しているという。

オーデマ・ピゲがブランドを守ると考えていたコレクターたちの落胆をよそに、両社はこの提携を「喜びと大胆さを融合させた、破壊的なコラボレーション」と称している。

社会的地位の崩壊

今回発表されたスウォッチは、2026年5月16日(土曜日)に約500ドル(約8万円)で独自バージョンを発売する予定だ。

多くのRoyal Oak所有者、特に仮想通貨ブームの時期に時計を購入した人々にとって、このニュースは裏切りに等しく、ソーシャルメディア上では厳しい意見が飛び交い、一部コレクターは、仮想通貨プロジェクトが突然コミュニティを見捨て、価値が暴落する現象を指す「ラグプル」とまで述べている。Xユーザーはすぐにこの状況を理解し、次のように投稿している。

日本語訳:
ロイヤルオークを所有している時に、スウォッチを着けた男が近づいてきて「やあ、いい時計だね。俺も持ってるよ」って言うのを想像してみて。仮想通貨インフルエンサーの10点満点の再来だね(笑)

ディーラーデータによると、ロイヤルオーク15202STジャンボの2016年の二次市場における平均価格は約21,800ドルでした。2021年には平均69,000ドルに上昇し、2022年には106,000ドル近くまで高騰。この価格変動は、2021年11月にピークを迎えた仮想通貨の強気相場と完全に連動しており、その後12カ月以内に価値の3分の2を失うほど、仮想通貨価格と強く結びついている。

先週末に発表されたコラボモデルは、今月16日(土)に発売され、プラスチックケース仕様で、価格は約500ドルで販売予定だ。

 

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