ローリング・キティのアカウントに関連付けられたソラナトークン、投稿削除後に1,000万ドルが消失

RKCアカウント関連ソラナトークン、投稿削除で1,000万ドルが消失

キース・ギル氏の認証済みXアカウントが、レッド・キトゥン・クルー(Red Kitten Crew/RKC)を宣伝する投稿を掲載し、その後削除したことで、一時的にソラナ(Solana)ミームコインの暴落を引き起こした事がわかった。

オンライン上でローリング・キティ(Roaring Kitty)として知られる米国の個人投資家・元金融アナリストのキース・ギル(Keith Gill)氏の認証済みXアカウントに、2026年5月11日(月曜日)に2つの投稿が掲載され、1時間以内に削除された。

Lookonchainによると、ローリング・キティのXアカウントから削除された投稿にはレッド・キトゥン・クルーのPump.funアドレスと、「red bandit crew 4 life」というテキストが添えられた短いアニメーション動画が共有されていた。これがソラナのミームコイン全体にわたる急激な買い注文を引き起こしたという。

わずか20分で、このトークンの時価総額は1,100万~1,200万ドルにまで急騰したものの、問題の投稿が削除された後に急落。パニック売りが加速し、暴落時には約1,000万ドル(約15.7億円)の時価総額が失われた。ギル本人および代理人から、これらの投稿について肯定も否定もする声明は発表されていない。

インサイダー取引疑惑が浮上

調査当局は、このトークンの開発者が暴落前に、このブームを利用して巨額の利益を得ていた可能性があると主張している。

Lookonchainの報告によると、開発者は10個のウォレットに合計20 SOL(約30万円相当)を投じて、総供給量の39.52%に相当する3億9,518万個のRKCトークンを購入。その後、これらのウォレットは保有していたトークンをすべて5,071 SOL(約7,800万円相当)で売却した。クリエイターはPump.funのクリエイター手数料としてさらに1,209 SOL(約1,860万円相当)を受け取ったと報じられている。

日本語訳:
Roaring Kitty アカウントがハッキングされ、RKCがローンチされました。80を超えるウォレットが仮想通貨から2,864,364を引き出しました。ハッカーは +500,000 を獲得しました。何が…

仮想通貨ユーザーの@StarPlatinum氏は、ローリング・キティのアカウントがハッキングされた可能性を指摘し、過去の有名人ミームコイン事件と比較。PEPEのクリエイターであるマット・フューリー(Matt Furie)氏のハッキング事件ででは、彼のソーシャルメディアアカウントは、価格暴落前に偽のミームトークンを宣伝するために悪用されていた。ハッキングや偽の宣伝に関連した、有名人関連のミームコインに関する他の論争も、ソラナやイーサリアム(Ethereum)のミームコイン市場でトレーダーに数百万ドルの損失をもたらしている。

米国では、トークンローンチをめぐる同様の疑惑が、すでに政界や規制当局の注目を集めている。州レベルでは、クライド・ヴァネル(Clyde Vanel)ニューヨーク州議会議員が2025年に法案A06515を提出。この法案は、トークンの所有権の隠蔽(いんぺい)や、開発者がトークン供給量の大部分を売り抜けるラグプル(資金流出)など、仮想通貨関連の詐欺行為に対する刑事罰を提案するものとなっている。この法案が成立すれば、有罪判決を受けた者には最高500万ドル(約8億円)の罰金と最長20年の懲役刑が科される可能性がある。

 

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