コインベースがブロックチェーン開発者向け8週間Baseブートキャンプを開始

コインベースがBaseブートキャンプを開始

コインベース（Coinbase）のレイヤー2ネットワークであるBaseは、従来のソフトウェア開発者をブロックチェーン開発者に変える事を目的とした8週間のトレーニングコースを開始した事が分かった。

Introducing Base Bootcamp, an eight-week program designed to turn experienced developers into smart contract developers

Base Bootcamp will make learning interactive and collaborative, with support from experienced engineers and dedicated mentorshttps://t.co/gecI1FMpzT

— Base 🛡️ (@BuildOnBase) October 20, 2023

より広範なコインベースエコシステムの一部であるBaseネットワークは、Baseブートキャンプの開始を発表。これは、従来のソフトウェア開発者を熟練したスマートコントラクト開発者に変えることを目的とした8週間の集中プログラムとのことだ。Baseブートキャンププログラムは、より多くの人々をブロックチェーンテクノロジーに参加させることを目的としている。レイヤー2ネットワークによると、現在のオンチェーン開発者の数は 30,000人未満ではあるものの、ソフトウェア開発全体では3,000万人以上が働いている。この取り組みは、ギャップを埋め、オープンかつグローバルな新しいエコシステムを構築することを目的としている。

Beseブートキャンプで提供される学習環境

経験豊富なエンジニアやメンターの助けを借りて、ブートキャンプは実践的で協力的なものとなるため、参加者は講義室に座っているのではなく、誰かとともにに学んでいるように感じられるという。

個人的な注意を払う余地を確保するため、各コホートに参加できる学生は20名のみ。また、トラブルシューティングでサポートが必要な場合は、各人がメンターに会い、オフィスアワーにアクセス可能となっている。さらに、学生は特別なディスコード（Discord）チャンネルに参加する許可を取得し、クラスメート、コインベースエンジニア、メンターとつながることができる。

最終プロジェクトでは、参加者はBaseエンジニアが作成した学習ツールを使用し、現実世界の分散型アプリケーション（dApp）を完成させる必要がある。このプログラムは、フルタイムの専門家を対象に設計されており、参加者は自分のペースで作業でき、スケジュールに基づいてメンターとのミーティングを調整できる柔軟性を提供する。

レイヤー2ネットワークによると、Baseブートキャンプは単なる学習の旅ではなく、新しいインターネットに不可欠な貢献者となり、オンチェーンの未来の構築を支援するための道筋となる。なお、次期コホートの申請は2023年10月27日（金曜日）に終了し、開発者がブロックチェーン技術の世界に軸足を移す機会が到来することを示唆している。