Robinhood ChainがRWA成長率トップに躍進
実物資産(RWA)をブロックチェーン上で扱うトークン化市場が急速な拡大をみせており、最新データによると、この成長を強力にけん引しているのがRobinhood Chain(ロビンフッドチェーン)だ。同ネットワーク内のRWA資産額は3億2,000万ドル(約523.4億円)を超え、直近1カ月で驚異的な伸びを記録してRWA成長率トップに躍進した。
The fastest growing chains for RWA value this month, ranked by 30-day change – via @tokenterminal.@RobinhoodApp Chain – $323.7M (+11,416.2%)@tempo – $23.6M (+74.3%)@monad – $198.7M (+36.7%)@plumenetwork – $28.4M (+35.7%)@Cardano – $55.3M (+23.1%)@avax – $2.5B (+22.6%)… pic.twitter.com/QowoDcuZKk
— RWA Foundation (@RWAFoundation_) July 23, 2026
今月、RWA価値が最も急速に成長しているブロックチェーンを30日間の変化率でランキング – @tokenterminal 経由。
特に存在感を増しているのがトークン化された株式市場で、Robinhood Chain上の実資産額はサービス開始から2週間足らずで約7,000万ドル(約114.5億円)に達し、急拡大を果たした。
個別銘柄では、GameStop(ゲームストップ)のトークン化株式が1日あたり約2,660万ドル(約43.5億円)の取引高を記録したほか、Nvidia(エヌビディア)の1,400万ドル(約23億円)やSpaceXの6,400万ドル(約104.7億円)などが取引をけん引している。
現在では12を超える株式銘柄が活発に売買されており、伝統的な金融資産をオンチェーンで取引する需要が急速に高まっていることが窺える。
暗号資産市場全体の構造変化とエコシステムの過熱
こうした潮流は暗号資産市場全体のあり方を変えつつあり、分散型取引所Hyperliquid(ハイパーリキッド)では、RWA連動型契約が週間取引高の過半数を占めるまでに成長した。
業界の有識者やアナリストからは暗号資産市場が単なる投機から、実体経済を支える金融インフラへと移行する重大な構造的変化(ターニングポイント)との指摘が相次ぐ。
一方で、Robinhood Chain上では依然としてミームコインやステーブルコインの取引も盛んであり、投機的需要と実質的需要が共存する形でネットワーク全体の活性化をもたらしている。総ロック額(TVL)や日次アクティブユーザー数も伸長しており、エコシステムを狙う開発者の資金調達や基盤強化の動きも活発化している。
今後の展望と拡大するRWA市場
イーサリアム(Ethereum)が依然としてRWA全体で最大のオンチェーン価値を保持し、アバランチ(Avalanche)やバイナンスチェーン(BNB Chain)なども着実な成長を続ける中、Robinhood Chainのような新興ネットワークの台頭は機関投資家や個人投資家の獲得競争を一層激化させている。
規制の整備や流動性の確保といった課題はあるものの、実物資産のトークン化はDeFi(分散型金融)の新たな成長フェーズを切り拓く主軸として、今後も金融市場の再編を促していくとみられる。
























