バンク・オブ・アメリカ、ブロックチェーン技術を利用したストレージシステムの特許を申請

米国ノースカロライナ州シャーロットに本社を置き、アメリカの金融機関で第二位に位置しているバンク・オブ・アメリカ(BofA)は23日、ブロックチェーン技術を利用したより安全性の高いストレージシステム開発の特許を、アメリカの特許及び商標の権利付与を行う機関である「米国特許商標庁(USPTO)」に申請していたことが分かった。

「Block Chain Encryption Tags(ブロックチェーンクリプションタグ)」と題されたこの特許は、企業などが処理するトランザクションの記録を行いデータを保存するシステムについて記載されている。

この特許は、セキュリティを高めデータごとにブロックチェーンのブロックとつながることによって、ブロックチェーンのネットワークのためのデータ保護を行うシステムである。

報告によればこの特許申請は、James G. Ronca(ジェームズ・ロンカ)氏によって2014年に行われ、「Cryptocurrency Online Vault Storage System(仮想通貨オンライン保管システム)」と題された特許の複製版である。

バンク・オブ・アメリカは以前、ブロックチェーン技術に関する特許の申請を行っており2018年6月時点で50個程の特許出願を行っている。

そのほかの世界各国の企業や銀行も、ブロックチェーンに関する特許申請をしており、ブロックチェーン分野が大きな変動を見せている。