仮想通貨IOTA、Chrysalisテストネットを公開

IOTA、Chrysalisテストネットを公開

プロジェクトに関する最新のツイートによると、IOTAFoundationは、Chrysalis(IOTA 1.5)のテストネットプラットフォームを立ち上げる予定だ。

プロジェクトを担当する開発チームは今年8月、11月にプロジェクトが年末までに開始されることを発表した。Chrysalis testnetを実験し、ユーザーがテストプロジェクトにアクセスできないようにするため、開発チームはすでに一連のテストを実施しているとのことだ。なお、Chrysalisをリリースするための戦略についての詳細はRelease Strategy for Chrysalis (IOTA 1.5)にて随時更新される予定だ。

しかし、全てが順調というわけではなさそうだ。本日のテストネットの立ち上げにより、ユーザーはプラットフォームを利用し、より優れたユーザーエクスペリエンスを享受できるようになるものの、IOTAアイオータ(IOTA/MIOTA)はまだいくつかの内部的な問題に直面している。

12月10日、同社はIOTA財団の理事会と監査役会は、財団がDavid Sønstebø氏と正式に別れたことを発表。これは、IOTAとそのエコシステムの最善の利益のために監査役会によって行われた全会一致の決定だったと公式ブログで発表している。Sonstebo氏についてIOTAは ブログの中で、プロジェクトの設立と、初期のチーム、ビジョン、およびエコシステムの構築を支援してきたが、同氏の利益とIOTA財団の利益が大幅に異なっていたことが原因と明かしている。

11日付のブログの中で、ジャクブ・チェフ(Jacub Cech) IOTAエンジニアリングディレクターは次のように語っている。

現在、プライベートテストネットでChrysalisの機能をテストする段階にあります。テストネットをまもなく公開するために必要なすべての要素を提供するよう取り組んでいます。

さらにIOTAツイーターメッセージには、公開されたプラットフォームのメリットを説明している。ツイートによると、IOTAを利用したsmartgridインフラストラクチャーは、IOTAを使用して柔軟性と信頼性を備えた電力を低コストで提供するローカルエネルギープラットフォームを実現すると述べている。

IOTA 2.0メインネットは、Chrysalisのアップグレード後に設定されており、起動する準備はすでにできている。これについてIOTA側は、プラットフォームが起動されて以来最大のIOTAアップデートであると概説している。

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