27日、FX決済サービスを提供しているCLSは、コンピュータ関連製品およびサービスを提供する大手企業IBMと開発を行っているブロックチェーン技術を使用した、ペイメント・ネッティング・サービスの試験の最終段階にきているとロンドンFinancial Newsが報じた。
今夏にローンチを予定しており、サービスのシステムに導入されることで、世界の相場市場の制定された基準のレベルを向上させること、情報処理コストを削減できることが期待されている。現在、7社以上の銀行がこのシステムを導入するとのことだ。
FX市場は、FX機関が処理を完結させるような傾向にあり、規格化が遅れていることで、ネッティングへのアプローチは統一がされていなく費用がかさんでいくと、イギリスで発行されている日刊の経済紙であるFinancial Timesは述べている。
戦略開発チーフのアラン・マーカード氏は「データベースがブロックチェーンでの決済やセキュリティが保護された状態を維持するため、銀行側はシステムを構築していく前にソフトをインストールすることはできない」と述べた。
CLSの決済サービス提供先にはJPモルガンやゴールドマン・サックス、シティグループなど錚々たる企業が名を連ねている。
rippleも開発を進めていると思いますが、競合になるのですかね。他にも金融のデータをブロッチェーン化で補う動きはかなりあると思うので、他との比較をして見たいところです。
実際に、私たちが日常的に使う事はほぼないと思いますが、既存の金融機関がどの様に取り入れていくのかは注目しておきたいところですね。