サザビーズがメタバースNFTマーケットプレイスを立ち上げ
CryptoPunksを含む厳選されたアート作品を販売することで世界中から注目を集めるオークションハウスのサザビーズ(Sotheby’s)は、5月1日(月曜日)、何年にもわたるWeb3の採用をさらに一歩進め、サザビーズ・メタバース・NFTマーケットプレイスを立ち上げた事がわかった。
The next evolution of #SothebysMetaverse is here! The most trusted and dynamic destination to collect, buy and sell remarkable digital works.
Explore: https://t.co/hZvYIkO3xx pic.twitter.com/dCkaCKlXVm
— Sotheby's Metaverse (@Sothebysverse) May 1, 2023
サザビーズメタバースの次なる進化がここにある!注目すべきデジタル作品を収集、売買するための最も信頼できるダイナミックな目的地。
サザビーズは、ユーザー、コレクター、アーティストに力を与えるNFTマーケットプレイスを立ち上げ、規模拡大を目指している。Blur、OpenSea、LooksRareなど、人気NFTマーケットプレイスで「ロイヤルティなし」や「クリエイターリベートの削減」というスタンスの人気が高まっていることを考慮すると、サザビーズの新NFTプラットフォームは、アーティスト第一のアプローチで際立っている。
サザビーズ・アーティスト・ファースト・NFTマーケットプレイス
サザビーズは、279年の長い歴史を持つ英国系オークションハウスで、デジタルアートコレクターがアートハウスのスペシャリストによって厳選されたNFTを取引できるようにする新しいオンチェーン市場を展開。
新NFTマーケットプレイスは、イーサリアム(Ethereum)とポリゴン(Polygon)のブロックチェーン上で実行されるオンチェーンのP2P(ピアツーピア)トランザクションを完備。ユーザーはETHまたはMATICで支払いが可能だ。さらに、ロイヤリティに関しては、主要NFTマーケットプレイスが提供するすべての必需品を紹介。プレスリリースの中で、サザビーズは次のように語っている。
アーティストのロイヤリティを尊重するというサザビーズの取り組みは、NFTコミュニティ内のロイヤリティに関するより大きな議論の中で行われ、アーティストの再販ロイヤリティにコミットしている唯一の主要NFTマーケットプレイスの1つとして、サザビーズのアーティスト ファーストの精神を示しています。
アーティスト第一のアプローチで際立つサザビーズ
OpenSeaやBlurなどの多くの注目プラットフォームは、トレーダーファーストのアプローチでクリエイターを排除している。
This is an amazing step for artists and collectors 🚀 pic.twitter.com/3aRCuqYgSn
— Dreamz (@Agonaut237) May 1, 2023
これはアーティストやコレクターにとって素晴らしい一歩です
一方、サザビーズは、アーティスト第一のアプローチで際立っており、クリエイターが作品に対して確実に支払われるようにしている。Twitter上では、多くの人が今回のローンチをアーティストにとって大きな一歩として祝っている事からも、サザビーズの方針はユーザーの求めている方向性と合致している。
サザビーズNFTマーケットプレイスは、数カ月ごとに選ばれたアーティストのグループでデビュー。これまでに、タイラー・ホッブス、XCOPY、ダイアナ・シンクレア、ピンダー ヴァン・アルマンなど、13人のアーティストの作品が掲載されるという。サザビーズは、2021年にWeb3を採用した際に大きな一歩を踏み出したが、多くのNFTマーケットプレイスがクリエイターのロイヤリティのサポートを縮小する中、アーティストのロイヤリティにコミットし続けることで、さらに重要な一歩を踏み出している。