米大手投資ファンドが、半減期前に発行された約30%のビットコインを購入
暗号資産投資ファンドマネージャーであり、バリーシルバートのデジタル通貨グループの子会社であるグレースケールインベストメンツは、半減期前に発行された約30%のビットコインを購入したと推測されている。同ファンドは、ビットコインのブロック報酬が半減する前に、過去3か月の間にすべての新しくマイニングされたビットコインの最大3分の1を購入したと推定されており、間も無く公式発表される予定だ。
米大手投資ファンド グレースケールインベストメンツによるBTCの購入については、同投資ファンドのビットコイン投資信託(BIT)への週次平均投資が2020年の第1四半期に2,990万ドルに達したときに公式発表される予定であり、グレースケールの創設者であるバリー・シルバートは、数字を公表するツイートに応じて、「Q2が表示されるまでお待ちください」と述べている。
実際にグレースケールは2019年第1四半期の320万ドルと比較して、信託への平均週次投資を800%以上増加させていることが明らかになっている。また5月17日、グレースケールは合計で343,954 BTCを保有していることが報じられており、この数値は3か月で21%増加してい流ことになるとのこと。さらにデータによると、同社のイーサリアムトラストがグレースケールで2番目に大きく、約2億9000万ドルを占めていることも明らかにしているようだ。
グレイスケールは5月17日時点で、34万3954BTCを保有しているとされ、これは3ヶ月間で21%も増加したことになり、19日に保有する仮想通貨資産額が過去最高の38億ドル(約4066億円)に到達したことを明らかにした。今回購入されたとするビットコイン投資信託は、これまでにも過去数年で着実に成長し、ここ数ヶ月で急速に加速していることが報じられており、ますます需要を高めていることが明らかになっている。