中国の人気ミュージシャン周杰倫、クラシック曲をNFTとしてオークションに

周杰倫が2022年までに複数NFTプロジェクトをリリース計画

中国で最も売れていると言っても過言ではない、台湾出身の人気ミュージシャン周杰倫(Jay Chou:ジェイ・チョウ)が、自身のクラシック曲の1つをNFTとしてオークションにかけることを発表した。

周氏は、2022年に複数のNFTコラボ計画があることを明らかにしている。アーティストの人気NFTプロジェクトであるPhantaBearsは最近、人気のBAYC(Bored Apes Yacht Club)を超えて、OpenSeaのNFT販売ランキングで1位になっている。

 

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中国、日本、韓国、東南アジアなどで活躍する国際的な歌手である周杰倫氏は、インスタグラムを介して、周氏のクラシックソングデモをNFTとしてオークションにかけると発表。オークションは彼のレコードレーベル、JVRミュージックレーベルによって国際的に行われる予定計画とのこと。また、周氏が新しい音楽アルバムと一緒にさらにいくつかのNFTプロジェクトに取り組んでいると語っている。同氏の発表によると、成功したNFTプロジェクトであるPhantaBearsが仮想現実(VR)形式でリリースされる計画もあるとのこと。

2022年1月1日にリリースされたPhantaBearsNFTは、10,000個のコレクション全体が数時間で完売。数日後、コレクションの取引量は17,194.22 ETH(約62億円)に達し、1週間で462.66%急増。これにより、OpenSeaのグローバル取引量ランキングでBAYCを上回っている。

アジアではNFTドミナンスが上昇

中国市場はデジタル資産への強い関心を示しており、周氏のNFTコレクションの成功についても、予想されていた範囲と言える。

中国政府は、仮想通貨に全否定の姿勢を貫いているものの、NFTに対しては現段階で柔軟な姿勢を示しており、個別規制を計画しており、NFTの開発支援もあり得る事が示唆されている。

finder「NFT adoption by country in 2021」より画像引用

フィリピンやタイ、シンガポールなどのアジア諸国も急速にNFTを採用しており、東南アジアでは2021年にNFTの世界的な採用が最も多く、フィリピンは20カ国の中、最多NFT所有者(32%)となっており、タイ(27%)、マレーシア(24 %)、UAE(23%)と続いている。

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