OpenSeaで無料で作成されたNFTの80%以上が偽物、盗用、またはスパムという事実

OpenSeaが無料マイニングツールに制限

NFT(非代替性トークン)最大のオンラインマーケットプレイスの1つであるOpenSeaは、新たに無料マイニングツールに制限を設ける事を突然発表し、再び論争の中心となっている事がわかった。

日本語訳:
無料のマイニングツールに追加した50アイテムの制限の影響を受けたコミュニティのすべてのクリエイターの皆様、ご不便をおかけして申し訳ございません。
決定を覆しました。
しかし、私たちはまた説明を提供したいと思います

OpenSeaでは、当NEXTMONEYの2021年9月20日付け特集記事「OpenSeaは従業員がNFTインサイダー取引スキャンダルで辞任=直後にNFTマーケットプレイスアプリのリリースを発表」で報じているように、従業員の1人がインサイダー情報を使用して利益を得るためにNFTドロップを利用したことが発覚し、直後に辞任。それからわずか数カ月、OpenSeaによって、無料のマイニングツールに制限を設けることを突然発表された。この発表が現在、ユーザー間で騒ぎを引き起こしている。無料のマイニングツールに制限を設けるという機能は、最初に「ガス価格」(仮想通貨マイナーがブロックチェーンに新しいデータを書き込むために請求する料金)を支払うことなく、NFTを作成し、一覧表示ができる。

OpenSeaが無料のマイニングツールに制限

1月27日(木曜日)、OpenSeaはツールに50アイテムの制限を追加すると発表している。

予想された通り、同発表はOpenSeaユーザー間で否定的に受け取られており、OpenSeaはすぐに措置の一部を変更している。しかし結果的にそれが機能についてのいくつかのコンテキストを提供する結果となっている。TwitterスレッドでOpenSeaは、無料のマイニングツールを介して最近作成されたNFTの80%以上が、盗用された作業またはスパムに関係していると述べている。

80%と言う事実は驚異的な数字であり、驚くべきことではあるものの、アーティストや写真家は、詐欺師やボットが自分たちの仕事から利益を得るのを防ぐのに十分なことをOpenSea側がなんら対策を実施していないと何カ月間も不満を明かしており、これらはSNS上などでもちらほら聞かれていた事である。実際、NFTの盗難を記録するための専用のTwitterアカウントが登場しているほどであり、OpenSeaはツイッターで、次のように語っている。

私たちが下すすべての決定は、クリエイターを念頭に置いて行います。当初は、クリエイターが市場に簡単に参加できるよう、共有ストアフロント契約を構築しました。私たちはこの決定を軽くしませんでした。コミュニティ全体から受け取ったフィードバックに対応するために変更を加えました。OpenSeaは、悪意のある人物を阻止しながらユーザーをなだめることを望んでいたいくつかの「ソリューション」に取り組んでいます。

OpenSeaは従業員がNFTインサイダー取引スキャンダルで辞任=直後にNFTマーケットプレイスアプリのリリースを発表

2021.09.20

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