CryptoComCEO、取引所取引量の誤報でCoinMarketCapを痛烈に非難

CryptoComのCEOがCoinMarketCapを非難

ハリウッド俳優のマット・デイモン(Matt Damon)氏がブランド大使に就任したことや、ロサンゼルスのステープルズセンターの命名権を購入したことで一気に知名度が上昇した仮想通貨資産の支払いおよび取引を扱う複合企業のCryptoComのCEOが、同取引所の取引量を正確に報告できなかったとしてCoinMarketCapを非難した事が分かった。

日本語訳:
チームCoinMarketCapへのメリークリスマス。彼らの不適切な言葉のツイートに対する私からの対応の1週間後、私たちの取引所ランキングは14位に下がりました。私たちはcoingeckoで2/3なので、実際のデータとマーケットニュートラルなデータを探す場所を知っています(大爆笑)

CryptoComのクリス・マールザーレック(Kris Marszalek)CEO(最高経営責任者)は、取引量を誤って報告したとして、仮想通貨価格や取引所取扱数など、仮想通貨関連データを無料提供しているCoinMarketCapを非難。12月25日(土曜日)に発信したツイートで、マールザーレックCEOは、取引量を正確に報告できなかったとしてCoinMarketCapを痛烈に非難した。

CoinMarketCapを非難した経緯

12月27日(月曜日)時点で、CoinMarketCapはCryptoComを13位にランク付けしており、過去24時間の取引量は約2,131億円(約18億ドル)と表示されている。一方、CoinGeckoの報告によると、取引量は3,720億円(約32億ドル)で、2位にランク入りしている。

同CEOが言及している“不適切な言葉のツイート”とは、12月15日に発生した両社間やり取りを指しており、最終的には「CoinMarketCapの信頼性の低い価格フィードを製品から削除することにすでに取り組んでいる」と述べている。このような苦情に至った主な理由は、CoinMarketCapが当時経験したグリッチにあるとみられている。CoinMarketCapサイトのバグにより、仮想通貨の異常に高い増加を表示。これは、データに依存して法定価格と残高を表示するすべての仮想通貨サービスに影響を及ぼす結果へとつながった。CoinMarketCapでは、当NEXTMONEYの2020年7月の特集記事「CoinMarketCap、人的エラーでDeFiランキングへ誤掲載|BNBをリストすると述べる」で報じたように、過去にも人為的ミスにより、親会社のトークンであるバイナンスコイン(Binance Coin/BNB)をDeFiリストの最上位にリストし、批判と指摘にさらされ、即刻取り消す事案が発生している。

CoinMarketCap、人的エラーでDeFiランキングへ誤掲載|BNBをリストすると述べる

2020.07.27

ABOUTこの記事をかいた人

NEXT MONEY運営です。 「話題性・独自性・健全性」をモットーに情報発信しています。 読者の皆様が本当に望んでいる情報を 日々リサーチし「痒いところに手が届く」 そんなメディアを目指しています。