Coinbaseが仮想通貨先物販売を熱望
大手仮想通貨取引所のCoinbase(コインベース)は投資家にさまざまな仮想通貨デリバティブを提供する計画を立てている事が分かった。
Today, Coinbase filed an application with the NFA to register as an FCM → Futures Commission Merchant.
This is the next step to broaden our offerings and offer futures and derivatives trading on our platforms.
👉 Goal: Further grow the cryptoeconomy.
— Coinbase (@coinbase) September 15, 2021
Coinbaseは先物取引の申請を提出し、投資家に仮想通貨デリバティブを提供することをTwitter上で示唆した。同取引所は9月16日(木曜日)付けのツイートで、全国先物協会に登録した事を明かした。申請の状況は現在、規制機関のウェブサイトに「保留中」と記載されているとのこと。以前、機関投資家の営業責任者であるブレット・テジポール(Brett Tejpaul)氏は、同社の商品には「デリバティブ、先物、オプション、スワップ、および仕組商品」が含まれる可能性があると示唆する発言をテジポール氏が仮想通貨ニュースサイトTheBlockとのインタビューで発言していた。
Binance、仮想通貨デリバティブ取引所FTX、Huobi、Kraken、BitMEXなど、他のいくつかの仮想通貨取引所はすでに同様の将来の取引機能を提供している。そのため、この機能は特に驚くことではないかもしれない。
投資家が関心を持っている
このニュースは、Coinbaseが株式市場に参入することを決定してから数カ月後に届き、従来の投資家に会社への投資方法を提供する。
NEXTMONEYの特集記事「Coinbase、シニアノートセールで15億ドルを調達すると発表」で報じているように、Coinbaseのジャンク債が20億ドル(約2,187億円)の負債を売却し、大きな需要が見られたという報告からわずか数日後のことだ。しかし、資金調達成功にもかかわらず、CoinbaseはSEC https://www.sec.gov/ (米国証券取引委員会)からの圧力に直面している。9月8日付の当サイトの特集記事「コインベースCEOが新サービスに対してSECが圧力を受けたと明かす」で報じたように、規制当局は、ステーブルコイン貸付サービス「Coinbase Lend」発売をめぐり、販売を強行すると同取引所を訴えるとSECがCoinbaseへ脅迫している。Coinbaseが先物取引に関するルールをより効果的に交渉できるかどうかはまだわからず、CoinbaseとSEC両社の動向に高い関心が寄せられている。