米ペイパル、仮想通貨取引量で2億4200万ドルの記録更新

PayPal(ペイパル)が仮想通貨取引量の記録更新

大手カード決済で知られるPayPal(ペイパル)は昨年11月、仮想通貨サービスの提供を開始したばかりだが、最新のデータによると、同社は1月11日(月曜日)、仮想通貨取引でデジタル通貨の2億4,200万ドルが手に渡ったことで別の記録を打ち立てた。

1日取引量の最新記録は1週間前で1億2900万ドル、約135億円を記録。しかし11日、ビットコイン価格が最高値を記録した後、約20%の大幅な修正が行われると、同社の取引量が急増した。

今回PayPalで取引量が急増した背景には、ディップ中の通貨を購入したことによる増加なのか、トレーダーが大幅な下落でパニックに陥入り、保有通貨を売却したのかは明らかではない。

CoinMarketCapより画像引用

しかし、理由が何だったのかはともかくとして、PayPal取引量急増のニュースを受け、仮想通貨市場は回復し、CoinMarketCapの調べによると、1月12日20時時点の取引価格は1BTC=3,710,000台を推移しており、前日同時刻比-2%にまで回復した。

PayPalでの仮想通貨採用が主流に

PayPalは、Coinbaseのような大手仮想通貨取引所の支払いを何年にもわたって促進して来た背景がある。さらに、以前はFacebookのデジタル通貨プロジェクトDiem(旧、Libra)の創設メンバーにも名を連ねていた過去がある。(※ただし、その後規制や各国などによる強い反発によってコンソーシアムからは撤退。)

NEXTMONEYの2020年11月13日付特集記事「米ペイパル、仮想通貨サービスを開始」で報じた様に、PayPalが仮想通貨に直接関与したのは、ビットコインと他の3銘柄仮想通貨をプラットフォーム上で購入、販売、保持できるようになったためだ。この動きは仮想業界全体で奨励され、仮想通貨の主流の適応と見なされていた。

ビットコインの価格は先月以来非常に強気であり、41,000ドルを超えてピークに達し、多くの人が個の価格上昇をバブルと見なしている。直近の下落でも、1,000BTCを超えるウォレットの数は増加している。ただし、ビットコインが0.1未満のウォレット数は減少の傾向にある。この現象は、より大きなプレーヤーがビットコインで強気のままと®匹を続けており、小売業者が小さな利益を予約していることを示していると言える。

その一方でPayPalは仮想通貨関連スタートアップ企業へ投資しており、最近も仮想通貨の自動化スタートアップ企業Taxbitの株式を取得している。

米ペイパル、仮想通貨サービスを開始

2020.11.13

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