AP通信、米大統領選挙の開票結果をブロックチェーンで公開

AP通信、米大統領選挙の開票結果をブロックチェーンで公開

ブロックチェーンの持つ特性を活かしたさまざまなサービスが次々と登場する中、米国では、国のトップを選ぶ大統領選挙にテクノロジーを使用し、州ごとの結果を安全かつハッキングできない形で記録できる点に着目し、選挙速報が公開されていることが分かった。

米国大手通信社であるAP通信社は11月3日に実施された、米国大統領選挙の結果をイーサリアムとEOSのブロックチェーンに公開した。AP Elections APIにアクセスする方法を詳しく説明した開発者のウエブページに記載されているように、結果はEveripediaのOraQleソフトウエアによって不変であるメリットを活かしてブロックチェーンに書き込まれている。

結果はAPWebサイトでも公開されるが、ブロックチェーンベースのEveripediaを使用すると、各州の呼び出しのハッキング不可能で永続的な記録が提供されるとのことだ。APはイーサリアムスマートコントラクトアドレスもリリースし、これによって読者はEtherscanなどのブロックエクスプローラーを使用し、結果を追跡できることが分かった。ただし、これまでに呼び出されたすべての状態の結果を照合した、よりアクセスしやすいバージョンの結果は、Bloks.ioのAPのEOSアカウントから入手できる。

2020年の米国大統領選は白熱

2020年の米国大統領選挙はCOVID-19の影響を受け、歴史上最も物議を醸した選挙の一つであることに加え、これまでにない激戦となっていることから、結果は主要激戦州の結果によって決定的なものになるとみられている。コロナウイルスのパンデミックによって、現職のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は悔しさのあまり、郵送または直接のいずれかで、ほぼ1億票が早期に投じられている。

仮想通貨市場では、バイデン氏とトランプ氏のどちらが次の米国大統領になるのか、そしてそれが市場へどのように影響を与えるのかを知りたがり、すでにSNSなどでもさまざまな憶測が広がっている。

ただし、先にも述べた様に、COVID-19の影響から、感染を恐れた有権者らは郵便での投票へ切り替えるなど、例年以上に投票所へ足を向ける人が激減していることから、開票作業にはこれまで以上の時間を要するとみられており、最終的な評決が下されるまでには、数日または数週間かかる場合がある。

なお、現職のトランプ大統領はすでに郵送投票を通じて不正投票について物議を醸していると主張しているほか、昨夜には本日開票を中止させるために最高裁判所に上訴すると宣言するなど、まだまだ混乱は続きそうである。これらの出来事がどのように仮想通貨市場や仮想通貨価格へ影響を及ぼすのか、静観するしかなさそうだ。

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はじめまして!仮想通貨やブロックチェーンの国内外の仮想通貨や関連ニュースを通して、ためになる知識をどんどん吸収していきたいと猛勉強中!。 普段は鳥の声さえずる緑豊かな田舎で2児の子供とバタバタしながらの~んびり暮らす、スローライフに憧れるちょっぴりドジな母の一面も。 将来は、田舎に広い庭のある小さなお家に住むぞ~!