【注意勧告】バイナンスやコインベースなど、主要取引所のツイッターがハッキング
現在、多くの主要な仮想通貨取引所のTwitterアカウントがハッキングされている。これには、世界有数の取引所であるBinance、米国を拠点とする取引所Coinbase、および最も有名なBitcoin支持者の1人であるAngeloBTC、さらにはウィンクルボス兄弟が運営するGeminiなどが含まれている。
これらのBinance、Coinbase、Kucoin、およびGeminiなどの一部の大手企業のTwitterアカウントには、Crypto For Healthという企業とのパートナーシップに関するツイートが意図せずにリツイートされているとのことだ。さらに、別の人気のアカウント-Angelo BTCのアカウントも偽のパートナーシップをリツイートしており、アカウントがハッキングされている可能性があることを示している。
BinanceのCEOであるChangpeng Zhao氏はTwitterアカウントの攻撃を認め、誰もがリンクから離れて公式のBinanceチャネルをTwitterのサポートに通報するよう促しているとのこと。しかし、CZ氏の素早い反応にもかかわらず、攻撃者は人気の取引所アカウントをハッキングし続けており、これらのアカウントのリンクを開くとすぐにフィッシングの警告が表示されるため、ユーザーが必要な予防策を講じていない場合には、詐欺師の犠牲になる可能性がある。
実際に詐欺師が使用しているアドレスがすでに多額の利益を上げているという報告が出始めており、アドレスにはすでに0.65 BTC以上あり、ほぼ6,000ドルに相当するとのこと。また、これらのハッキング被害は拡大し続けているようで、Justin SunのアカウントやChangpeng Zhaoの個人のTwitterアカウント、TRON Foundation、Bitfinex、Litecoinの創設者であるCharlie Leeなどのアカウントまでもがハッキング被害にあっているとのことだ。
ハッキングされた一部のTwitterアカウントは、2段階認証が有効になっていると報告されているが、いずれにせよ、これは特に仮想通貨関連のTwitterアカウントが標的にされたハッキングのようだ。また、Elon Muskの公式アカウントも危険にさらされている可能性があるとのことだが、彼のようにTwitterでの発言に影響力を持つ人物のアカウントのハッキングには特に注意する必要があるだろう。
記事引用:Crypto Potato