米仮想通貨取引所ジェミニ、独自保険会社「ナカモト」を設立

米仮想通貨取引所ジェミニ、独自保険会社「ナカモト」を設立

ウィンクルボス兄弟が運営する仮想通貨取引所Gemini(ジェミニ)は、顧客のオフラインのコールドウォレットに保管される仮想通貨を保護することを目的に、独自の保険会社「Nakamoto(ナカモト)」を設立した。

17日に発表された保険会社「ナカモト」は、仮想通貨Geminiを使用してコールドウォレットで仮想通貨を保管する顧客に対して、最大で2億ドル(約220億円)の保険を定期要する。また対象となる損失については、窃盗や内部共謀による損失、および洪水、地震などの自然災害による秘密鍵の紛失が対象となる。

Geminiのユスフ・フセイン(Yusuf Hussain)氏は、今回の保険会社の設立にあたり、保険の重要性と健全性について次のように述べている。

「保険は、現代の金融市場の健全性と成長にとって不可欠であり、私たちの使命の重要な次のステップである暗号市場に保険をもたらし、暗号を通じて個人に力を与えることを誇りに思っています。」

仮想通貨取引所Geminiは、顧客資金の安全を保護することに多くの投資と、サービス展開をしている。2018年10月、大手保険会社「AON(エーオン)」社と提携し、顧客や投資家の保有または、取引所ジェミニが保有する仮想通貨に対して保険を適用することを発表している。

さらには大手監査法人であるDeloitte & Touche LLP (Deloitte/デトロイト) によって、仮想通貨取引所およびカストディサービスを手がける業界では世界初となるセキュリティの監査を完了させており、資金の安全には最善の注意を払っていることが分かる。

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